新体制発足にあたってのインタビュー(学生コーチ代表、主務)

こんにちは。
昨日に引き続き、新体制を紹介させていただきます。
本日は学生コーチ代表、主務へのインタビューです。ぜひ、最後までご覧ください。

 

学生コーチ代表  高澤克之(3年/春日部東)

ー自身が思う学芸の現状と課題
現在のチームの課題は、大きく分けて2つあると考えています。
1つ目は四年生の二遊間が抜けたことによる、そこを中心とした守備力の弱さです。もちろん部員もそのことを深く理解しているので、現在、内野守備チーフの瀬川(3年/春日部共栄)、外野守備チーフの市原(2年/市立川越)を中心に練習メニューを再考し、守備を今一度見直しています。2人はメニューについて誰よりも考えてくれています。春季リーグ戦でその成果を見せることをお約束致します。
守備についてもう1つ言うと、試合の中では2年生ですが捕手の三谷(2年/下妻第一)が上手く機能してくれていると思います。学年が上のピッチャーと組むことが多いですが、言いたいことを言っていますし、これからも扇の要として期待しています。

2つ目は140km/hを超えるピッチャーが出てくると手も足も出ず、勝負にならないバッターが多いことです。1部には140km/hを超えるピッチャーは当たり前のようにいます。入れ替え戦を勝ち抜き、1部昇格を成し遂げるためには、こういうピッチャーを攻略していかなければいけません。
なので現在、打撃チーフの埴田(3年/小松)を中心に140km/hを超えるピッチャーをどう打つかを、テーマとしてメニューを決め、練習に取り組んでいます。
春季リーグ戦で成長した姿をお見せ致します。期待していてください。

ーどのようなチームにしていきたいか、またそのために自身はどのように行動していきたいか。
僕は、全ては入れ替え戦を見据えて、1部のチームに勝てるチームにしていきたいです。2部で優勝できても、入れ替え戦で勝てなければ一部昇格はできません。そのためには、先ほども言いましたが、守備力の強化、140km/hを超えるピッチャーを難なく打てるチームを作っていかなければなりません。そこで、現在は各班のチーフと頻繁に相談し、練習メニューを決め、春季リーグ戦に向けて大事になる冬の過ごし方などをよく話しあっています。
僕が各チーフに結構仕事を任せるのもあり、各チーフは非常に責任感を持って良くやってくれています。おかげさまで僕は家でゆっくりできます。

ー意気込み
1部昇格しかありません。

 

 

主務  石井亮丞(3年/岡山一宮)

ー就任した経緯
はじめに、日頃より東京学芸大学硬式野球部へのご支援・ご声援を、誠にありがとうございます。
多くの方々が弊部の活動を支えてくださり、応援して頂いていることを、日々強く感じております。
この度、新体制発足に際して、このような形で自分の思いを表現させて頂けることを、大変有り難く思います。不器用な文章ではございますが、気持ちを込めて決意を述べさせて頂きます。この文章を読んでくださっている方々に、少しでも今の気持ちを届け、大好きな野球を大好きなチームで、1部昇格というチームの目標に向けて、一生懸命野球に向き合っていることをお伝えできますと幸いです。
私にとっての大学野球は、自分のためだけではなく、これまでの私の野球人生を支えてくださった方々のために、という気持ちが強くあります。怪我のため、中学校では肘を、高校では膝を手術する中で、グラウンドでプレーできない日々が長く長く、続きました。悔しくて、苦しくて、下を向いてしまう時間がたくさんありました。それでも、周りのたくさんの方々の支えに、何度も何度も助けられ、これまで野球を続けることができました。
大学野球では、2年春、怪我の再発により、再び膝の手術をすることになりました。再手術を決意し、リハビリを重ねる日々の中、とても言葉にすることは難しいのですが、精一杯、野球と自分と、そしてチームと向き合う日々が続きました。このような日々の中で、2年秋から、選手兼マネージャーをさせて頂くことになりました。
もう一度グラウンドでプレーすることはできなかったのですが、3年春、マネージャーに転向することを決意しました。本当にこれで良いのか、マネージャーをしながら考え続ける毎日で、どうしようもない程、悔しさを感じる日もありました。
しかし、ここでは書ききれない方々がマネージャーとしての自分を後押ししてくださりました。ご卒業された渡部さん(平成30年度卒)、筒井さん(令和元年度卒)、引退された谷口さん(4年/都立青山)、マネージャーの新井さん、(4年/浦和第一女子)、村田さん(4年/室蘭栄)、下級生の小黒(2年/長岡)、そして同期の志太(3年/長岡大手)が、日々チーム運営の土台として貢献している姿を見て、少しずつ少しずつ、私もマネージャーとしてチームに貢献したいと、感じるようになりました。
私にとって、主務をさせて頂くことは、選手復帰をすることと同じくらいの挑戦であり、また、主務をすることで、自分がチームに何か少しでも貢献できるかもしれないと、思うようになりました。
まだまだ力不足で、助けられることがたくさんありますが、チームの戦力となれるよう、また応援してくださる周りの方々のためにも、最後の最後まで一生懸命、務めて参ります。

ーどのようなことを考え、日々仕事をしているのか。
選手復帰への思い、もう一度全力でみんなとプレーをしたいという気持ち、そして悔しさは、今でも大切に持ち続けています。
しかし、それ以上に強く持っている気持ちは、チームメイトや自分に関わってくださる多くの方々のおかげで、主務ができていることです。まだまだ力不足で、周りに助けられることがたくさんあります。だからこそ、もっともっと主務として努力し、1部昇格というチームの目標に向けて、部員1人ひとりが安心感を持って、一生懸命野球に取り組める環境を作っていきたいと考えています。
また今年度は、ほとんど活動ができない困難な状況ではございましたが、新入生マネージャー2名、後藤(1年/日立第一)、横山(1年/御殿場西)が入部してくれました。2人の力も加わり、マネージャー計5名で力を合わせ、チームの土台を作っていきたいと考えています。

ー自身が思う主務の役割とは?
自分だからこその主務としての役割は、選手・スタッフ1人ひとりが自分にしかない役割を見出し、力を最大限発揮できるように、チームの1人ひとりに寄り添い、持っている力を結集することだと考えています。
こうした強い組織力で1部のチームに勝るチームを作っていくために、チーム内外を繋げる架け橋となることが、私の大きな役割であると考えています。
部員1人ひとりを大切にしながらも、常にチーム全体のことを冷静に観て、チームとして最適な方向に導いていけるよう、時には周りを頼って知恵を出し合い、協力してチーム運営をして参ります。

ー意気込み
今年度は、春・秋とリーグ戦が中止となり、1部昇格への目標に挑戦することすらできませんでした。それでもこの秋の代替大会では4年生が最後までチームを引っ張ってくださり、優勝という形で来年へのバトンを繋いでくださりました。
4年生全員の思いを引き継ぎ、来春のリーグ戦で、1部に返り咲きます。
そのために、一人一人が役割を発揮できる強い組織を作っていけるよう、チーム全員の力を結集し、精進して参ります。
そして、周りの方々から応援していただけるチームにしていけるよう、努めていきます。
拙い文書でしたが、最後まで読んで頂き、本当にありがとうございました。
今後とも東京学芸大学硬式野球部へのご支援・ご声援の程、何卒よろしくお願いいたします。

 

 

最後までご覧いただき、ありがとうございました!

 

新幹部を中心に、部員一人一人がそれぞれの役割を自覚して主体性を持って練習に取り組み、来春1部に返り咲くことができるよう、チーム一丸となって努力してまいります。
これからも応援の程、よろしくお願い致します。


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