最後の春に向けて⑦ 萩原啓示ースカしー

新4年生が最後の春季リーグ戦へ向けて想いを綴る「最後の春に向けて」。
第7弾は、萩原啓示(日本大学第二)です。
ぜひ、最後までご覧ください!

こんにちは。B類技術コースの萩原啓示です。
高校野球が終わったときは大学で野球を続けるつもりはなかったのですが、東京学芸大学に入学し野球部を覗いてみると、4年生には兄と見覚えのある兄の友達多数、2年生には日大二高の先輩、同級生にも日大二高の先輩と、心の拠り所が沢山あり、ここなら続けられるかもなと思い入部しました。今では入部して良かったなと思っています。

兄とは4つ年の差があるため同じ学校・チームで野球をするなどありえるはずがなかったのですが、1年入学を遅らせてくれた結果、同じチームで同じグラウンドで同じポジションで一緒にプレーすることができました。同じ家から別々の時間に家を出て、向かう場所は同じ。時間は違えど帰る場所も同じ。今まで味わったことがない、とても不思議な感覚でした。フリー打撃の守備で、2人でレフトを守っていたり。兄の試合を間近で見るためにリーグ戦のボールボーイに立候補したり。その試合でライト前ヒットを打った兄のバットとバッテを取りに行ったり。多少の恥ずかしさや楽しさが入り交じったあの半年間は、12年間の野球人生におけるどんな活躍よりも自分の中でかけがえのない宝物のような時間でした。

大学野球を続けた一番の成果はそれかもしれません。心の優しい同期にも恵まれ、プライベートでも会う友達もでき、大学野球で得たものは計り知れないなと感じています。

「最後の春に向けて」というテーマでこの文章を書いていますが、「最後の春」という言葉にはどこか圧を感じ、最後は納得する形で終われ!締めくくれ!と言われているように感じます。最後○○して終わる!と決めて、それができたらこの12年間が綺麗に締めくくれて、できなかったら心残りで終わるのか。どちらにせよ「最後」に執着してしまうと、その終わり方に今までの思い出や、抱いた感情の色まで変えられてしまうような気がします。高校時代に監督に抱いたあの怒りや、同期と騒いだあの空間の温度は、できるだけそのままで持っておきたいという気持ちがあります。なので終わり方で、12年間のあれこれを彩られてしまわないよう、「最後だぞ」ではなく「最後だね」くらいの気持ちでスタンスは変えず、同期や後輩との限られた時間を大切に。いつも通り「スカし」ではなく「落ち着いた」プレーを心がけて、楽しく部活動に励みたいと思います。

最後に、野球のあれこれを指導してくれた父、主に生活面で支えてくれた母、今ゴルフに夢中な兄。メンタル面でのサポートも沢山してくれたこと、本当に感謝しています。また、未熟な自分ではまだ気づけていない、色んな部分で支えてくださっているのだと思います。こんな身勝手な末っ子ですが、最後まで楽しく真剣に野球に取り組みたいと思っているので応援よろしくお願いします。

次回の「最後の春に向けて」は藤井蓮(立川)です!ぜひご覧ください!

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