OB・OG紹介⑤ 大石正人さん

現在、様々な業界で活躍されているOB・OGの方々に大学時代を振り返っていただく「OB・OG紹介」。

今回紹介させていただくのは、S60年度に本学を卒業され、現在株式会社アイ・アンド・アソシエイツで代表取締役を務めていらっしゃる大石正人さんです。

・卒業した学科
D類特別保健体育科(S60年度卒業)
・出身高校
山梨県立吉田高校
現在の職業とその業務内容​株式会社アイ・アンド・アソシエイツ 代表取締役
卸・小売業(衛生商品、サプリメント、介護用品、健康向けサービスなど)

・現役時代の思い出深い出来事
1982年(昭和57年)4月に入学し、1986年3月に卒業する間の8シーズン、大学選手権には出場できませんでした。振り返ると3年生になった時に創価大学に岸前監督が就任され、学大と流通経済大の2強から創価大と流通経済大の2強になる過渡期だったし、東京新大学野球連盟のレベルが高くなり始める時期だったと思います。
その中で自分たちが主力だった時よりも2年生の時の春季リーグ戦が唯一優勝できるチャンスだった最終週の流通経済大との2連戦が思い出深いですね。
終盤に1点を取られ、2戦ともに0-1で負けました。特に2戦目は2年生の宮山君にノーヒットノーランをやられて負けました。本当に残念な試合でした・・・

・東京学芸大学硬式野球部での活動が現在活きていると感じること
野球はいろいろなことを教えてくれました。その中で最も活きているといえるのは、“縁”に尽きると思います。
グランドで一緒に切磋琢磨できる間柄は高校野球の場合は2学年上から2学年下の5学年、大学野球の場合は3学年上から3学年下の7学年です。同じグランドで練習した仲間や先輩後輩の縁はいつまでも続くものですが(続かないものもいる笑)、大学内外の縁者とつながることで自分の視野を広げられたことや経験を積めることを学びました。
従姉妹が勤務していた高校の理事長が野球界では有名だった方で、その方につながり尽力いただいたお陰で三崎口のプリンスホテルのグランドで合宿ができました。
大学を卒業してからもこの“教え”や“学び”は絶大で、社外の人脈のお陰で相当にビジネスを助けていただきましたし、起業してからも今までの人脈で仕事をしています。もちろん、助けていただくために自分を磨くことはそれ以上に大切です。

現役部員へメッセージ
昨年に比べれば、コロナの陽性者が多くなっているにもかかわらず、春季リーグ戦は開催され、2部で優勝した学大は秋季リーグ戦を1部で戦うことになったわけです。非常に喜ばしい反面、まだまだデルタ株の感染拡大によって相変わらず課外活動が影響を受けています。
そういった状況であっても現役部員には以下のメッセージを送りたいと思います。
人生には無駄というものはないです。後にならないとその意味がわからないということがたくさんあります。
しかし、つらいことでも苦しいことでも、体験したことは間違いなくその人の強みになります。
つらいことが起こると、これでまた強くなれると感謝し、
悲しいことが起こると、これで人の悲しみがよくわかると感謝し、
ピンチになると、これでもっと逞しくなれると感謝し、
つらいことも、悲しいことも、生きることが人生だと自分自身に言い聞かせ、光り輝く人生を送ってほしいと思います。
感謝するときに私たちはありがとうと言います。
ありがとうとは成すのが難しいことが有り得たからこそのありがとうです。
野球についてはグランドで話すことにしていますが、くれぐれも基本を大切に!

以上になります。
ご協力いただいた大石さん、ありがとうございました!

次回は、S60年度に卒業された倉俣徹さんを紹介させていただきます。
ぜひご覧ください。


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