R7.4.5 春季リーグ戦 vs工学院大学①

昨日の春季リーグ戦、対工学院大学第1戦の試合結果をご報告いたします。

〈スコア〉
工学院 │ 001 010 000 │ 2
東京学芸 │ 000 015 00x │ 6

〈メンバー〉
1.(左)北川
2.(中)赤田
3.(右)早川
4.(一)佐伯
5.(遊)金子
6.(二)濵口
7.(指)貴下→(代打)市川(6裏)→(代走→指)木元(6裏→7表)→(代打→指)渡邊(7裏→8表)
8.(捕)大村
9.(三)中村
(投)村瀨(4•2/3)→後藤(4•1/3回)

昨日開幕となった令和7年度春季リーグ戦。
必ず勝利し、今後の試合へ弾みをつけたい初戦。昨秋の開幕戦と同じく工学院大学に挑みました。

昨日、先発として起用されたのは、チーフとして投手陣を引っ張ってきた村瀨(4年/日本大学第二)。

村瀨(4年/日本大学第二)

先頭打者の難しい当たりをショートの金子(4年/静岡市立)が捌きましたが、判定は惜しくもセーフ。相手の出塁を許します。

金子(4年/静岡市立)

しかし、村瀨はその後を3人で打ち取り、初回のピンチを切り抜けます。

1回裏、東京学芸の攻撃。
2番赤田(3年/大府)は四球で出塁すると、敵失もあり3塁へ。しかし、後続が断たれ先制点とはなりません。

赤田(3年/大府)

2回までを無失点に抑え、迎えた3回表。
先頭打者に出塁を許すと、犠打を決められ一死2塁のピンチ。
先制を許したくないこの場面で、続く打者からアウトを奪い二死3塁。その後、迎えた3番打者に対しては、打ち取ったかと思われた当たりが不運な形で安打に。先制点を献上します。
しかし緊迫した場面でも落ち着いていたピッチャー村瀨。続く4番打者を三振に抑え、最小失点に留めます。

まずは追いつきたい東京学芸、3回裏の攻撃。
二死から北川(2年/麻溝台)が内野安打で出塁しその後2塁へ。
しかし、後が続かず得点とはなりません。

北川(2年/麻溝台)

追加点を許したくない4回表。
この日初めての三者凡退で守備から流れを呼び込みます。

4回裏、東京学芸の攻撃。佐伯(4年/川和)が内野安打で出塁すると、濵口(4年/小山台)もチャンスを繋ぎます。

佐伯(4年/川和)
左より濵口(4年/小山台)、岡部(4年/都立城東)

その後、相手投手の暴投で二死2,3塁とチャンスが広がります。
ここで打席に立ったのは貴下(2年/高志)。三振に倒れますが、ベンチからは「次の守備からまたリズムを作り直そう」と前向きな声かけが。

貴下(2年/高志)

5回表のマウンドにも村瀨が上がります。
先頭打者に出塁を許すと、その後犠打などで確実に塁を進められ、一死3塁のピンチ。これ以上離されたくない場面でしたが、続く打者に長打を許し2点目を献上。
一死3塁とピンチが続く中で、学芸ナインに流れを呼び込むビッグプレーが。
2番打者相手に投じた初球で、村瀨・大村(新宿)の4年生バッテリーはウエストを選択。3塁走者をアウトにし、ピンチを凌ぎます。

好守を見せた村瀨(日本大学第二)・大村(新宿)の4年生バッテリー

その後、ピッチャーは村瀨に代わって後藤(2年/札幌光星)。
落ち着いたピッチングで、続く打者を2球で内野ゴロに打ち取ります。

後藤(2年/札幌光星)

5回裏、東京学芸の攻撃。
先ほど好守を見せた大村が打撃でもチームに貢献。三塁打を放ちます。この日チーム初めての長打にベンチは大盛り上がり。
その後、相手投手の暴投の間に大村がホームイン。1点を返します。

ホームインした大村(4年/新宿)

追いつきたい東京学芸は、北川、早川(4年/松本深志)が変化球を見極め、四球を選択しますが後続が断たれ、追加点とはなりません。

早川(4年/松本深志)

続く6回表。野手の奮闘にピッチャー後藤が応え、テンポの良いピッチングでこの回も無失点に抑えます。

試合が大きく動いたのは6回裏でした。
先頭が三振に倒れましたが、続く濵口が昨日2安打目となる内野安打。
その後、代打として打席に送られたのは市川(3年/京都産業大学附属)。

市川(3年/京都産業大学附属)

レフト線へ二塁打を放ち、チームに流れを呼び込みます。
代打の役目を果たした市川に代わって、代走には木元(4年/市立浦和)が送られます。続く大村が死球となり一死満塁。

木元(4年/市立浦和)

この場面で打席に立ったのは中村(4年/長野)。

中村(4年/長野)

チャンスを物にするバッティングで適時打を放ち、濵口が生還。同点となり試合を振り出しに戻します。

濵口(4年/小山台)

その後も攻撃の手を緩めることなく赤田、早川が内野安打を放つなど、さらに4点を追加。
この回打者一巡の猛攻で、計5得点と試合をひっくり返します。

7回表。大きな援護をもらった後藤は一死から安打を許しますが、その後の打者を、1-6-3の完璧なダブルプレーに打ち取ります。隙を見せない守備で、相手に流れを渡しません。

8回表も無失点に抑え、迎えた勝利がかかる9回表。
この回もストライク先行の安定したピッチングで投げ進めた後藤。
最終回も得点を許すことなく、6-2でゲームセット。逆転で大きな1勝を飾りました。

春季リーグ戦初戦となった昨日の試合。
試合前の選手たちからは大きなプレッシャーを感じている様子が見て取れましたが、適度な緊張感を持って試合を進めることができたのではないかと思います。
入替戦に敗れ、2部残留が決定した日から、選手たちは地道な練習を積み重ねてきました。6得点、ノーエラーということで、冬の間の努力が身を結んだ試合となりました。
また、昨日の試合では、ベンチから前向きな声かけが多く見られ、非常に良い雰囲気の中でプレーする選手の姿が印象的でした。
リーグ戦は2ヶ月という長い戦いになります。まず目標とする2部優勝に向け、1試合1試合成長していく選手の姿を皆様にお見せできればと思います。

温かい応援をよろしくお願いいたします。

(4年/主務・マネージャー/大門 愛夏)

☆次の試合予定☆
春季リーグ戦
【対戦相手】東洋学園大学
【対戦日時】4/12(土) 13:00PB
【試合会場】東京都立大学南大沢キャンパスグラウンド
【観客】  有観客

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