こんにちは。
先日の春季リーグ戦、対日本ウェルネススポーツ大学東京第2戦の試合結果をご報告いたします。
〈スコア〉
東京学芸 │ 051 100 000 │ 7
ウェルネス │ 000 011 001 │ 3
〈メンバー〉
1.(三)鈴木[泰]→(三)中村(4裏)
2.(中)赤田→(中)岸(6裏)
3.(右)早川→(右)岡部(6裏)
4.(二)濵口
5.(遊)金子
6.(指)大村→(代打→指)市川(7表→7裏)
7.(左)上戸→(左)北川(5裏)
8.(一)近藤→(代打→一)佐伯(8表→8裏)
9.(捕)村岡→(代打)山本(8表)→(捕)坂本(8裏)
(投)霜田(5回)→小澤(1回)→原田(1回)→村瀨(2回)
この日の相手は日本ウェルネススポーツ大学東京。
2ヶ月以上戦い抜いてきた春季リーグ戦も、ついに最終戦を迎えました。
初回、東京学芸の攻撃。
2番赤田(3年/大府)が四球を選択し出塁しますが、後続が絶たれ先制とはなりません。

この日の先発を任されたのは霜田(3年/竜ヶ崎第一)。

二死から出塁を許しますが、ここでファインプレーを見せたのは、今季リーグ戦初出場でスタメンマスクを被った、キャッチャー村岡(4年/不動岡)。
盗塁を試みた1塁走者を正確な送球で刺し、進塁を許しません。
村岡のプレーにベンチは大盛り上がり。

良い雰囲気そのままに、2回表の攻撃に移ります。
先頭の4番濵口(4年/小山台)が敵失により出塁すると、金子(4年/静岡市立)が内野安打で繋ぎます。

さらに、大村(4年/新宿)が四球で出塁し無死満塁。

この絶好のチャンスで打席に立ったのは、今季リーグ戦初出場の上戸(4年/立川)。
フルカウントからボール球を見極め押し出し四球となり、先制に成功します。
続く打者は近藤(2年/石橋)。
初球をピッチャー前に上手く転がしスクイズ成功。金子が生還します。
さらに相手の守備が乱れた間に、大村、上戸もホームへ還り、ワンプレーで3点を獲得。
ここで攻撃の手を緩めなかった東京学芸は、その後赤田が中前安打を放ち、さらに1点を追加。
この回計5得点のビッグイニングとなります。
2回裏。
霜田はこの回も打たせて取るピッチングで、危なげなくアウトを重ねていきます。
二死から出塁を許しましたが、ここでも持ち前の強肩を見せたのはキャッチャー村岡。
飛び出していた1塁走者を見逃すことなく刺し、正確無比な送球でこの回も三者凡退に抑えます。
3回表の攻撃。
金子が敵失により出塁。

その後相手投手の暴投の間に2塁まで進みます。
続く大村が進塁打を放ち、二死3塁。
この場面で打席に立ったのは上戸。力強いフルスイングで放たれた打球は、適時打となり1点を追加。

この日まで直向きに努力し続けてきた上戸の活躍に、ベンチからは大きな歓声が上がります。
3回裏。
無死1.2塁とこの日1番のピンチを迎えますが、ピッチャー前に転がった犠打を霜田が落ち着いて3塁へ送球しフォースアウト。
進塁を許さない好フィールディングを見せた霜田は、続く打者も打ち取り、得点を許しません。
4回表の攻撃。
初回、2回と好守を見せた村岡が、打撃でも魅せます。
2球目をライト線へ運び、この日チーム唯一の長打を放ちます。

続く鈴木[泰](3年/船橋東)が四球、赤田がフィルダースチョイスで出塁。

初球を大きく振り抜いた当たりはレフトへ大きく伸びていき犠飛には十分。1点を追加します。
続く4回、5回を、出塁を許すものの要所を締めたピッチングで抑えた霜田。
5回1失点で勝ち投手の権利を得て、マウンドを降ります。
霜田の後を任されたのは小澤(3年/所沢北)。

得点を許し、なおも無死1.2塁のピンチを背負いますが、金子、濵口、近藤がこの日2個目となる見事な6-4-3のダブルプレーで小澤を鼓舞。
続く打者を落ち着いて打ち取った小澤は、原田(4年/八戸)にマウンドを託します。
原田は先頭打者を力強く三振に抑える強気なピッチング。

味方のミスをカバーするなどナイン全員で守り抜き、試合は終盤へ。
8回表の攻撃。
途中出場の北川(2年/麻溝台)が流石のバッティングを見せ安打で出塁。

続く代打佐伯(4年/川和)も安打で繋ぎ、迎えた打者は代打山本(3年/滝)。

初球、力強いフルスイングを見せた山本に、大きな声援が送られます。

ベンチ、スタンドが固唾を呑んで見守る中、山本は2球目を上手く転がしセーフティバントに成功。
チャンスを作りましたが、追加点とはならず。
8回裏、バッテリーごと交代し村瀨(4年/日本大学第二)、坂本(3年/日本大学第二)がグラウンドへ。


息の合った日大二高バッテリーは危なげなく相手を三者凡退に抑え、試合はいよいよ最終回へ。
9回表の攻撃。
一死から濵口が安打で出塁しますが、後が絶たれ追加点とはなりません。
そして9回裏。
この回もマウンドに上がったのは村瀨。
相手を二死まで追い込み、打ち取った当たりを佐伯がしっかり捕球しゲームセット。
7-3で最終戦勝利を掴み取りました。
この日の試合は、部員それぞれが様々な想いを持って迎えた試合でした。
長かった野球人生に終止符を打ち、この試合をもって引退する選手もいます。
これまでの努力の成果を発揮することができた選手もいれば、思うように結果が出ず悔しい思いをした選手もいたと思います。
しかし、そんな選手たちを「勝利」という形で明るく送り出せたことを、マネージャーとして非常に嬉しく思います。
そして、この試合をもちまして、令和7年度春季リーグ戦の全日程が終了いたしました。
「2部リーグ優勝、1部リーグ昇格」を目標に掲げ挑んだリーグ戦でしたが、結果は6勝4敗で2部リーグ2位という悔しい結果に終わりました。
長かったリーグ戦期間を戦い抜くことができたのは、お忙しい中、球場まで足を運んでくださった保護者の方々やOB・OGの皆様をはじめ、弊部の活動を温かく見守ってくださっている全ての皆様のおかげです。
本当にありがとうございました。

必ず強くなった姿をお見せし、次のリーグ戦では1部リーグ昇格を達成しますので、今後とも応援のほど、よろしくお願いいたします。
(4年/主務・マネージャー/大門愛夏)
☆次の試合予定☆
夏季オープン戦
【対戦相手】埼玉大学
【対戦日時】6月14日(土) 13:00PB
【試合会場】埼玉大学グラウンド
【観客】 有観客