4年生1人ひとりが最後の春季リーグ戦に懸ける想いを語る「最後の春に向けて」。
最終回を飾るのはチームのキャプテン、芝海周(松山東)です。
ぜひ最後までご覧ください!
ベースの角度は90度。どうもA類保健体育選修の芝海周です。いよいよリーグ戦まであと1日となりました。さしあたって、熱い文章を構成しましたので、あの芝がこんなことを書くようになったかと感動に浸りながら是非お読みください。感動のあまり涙がこぼれてしまう恐れがありますので、ハンカチやティッシュをご準備いただくことをおすすめ致します。
小学校1年生から野球を始め、小学校では主将、中学高校では副主将という立場を経て、大学で主将をさせて頂くことになりました。入学時には、まさか自分が背番号1を背負うことになるとは思ってもいませんでした。これまでの背番号30と比べても素材は変わらないため、重みは感じていません。主将に就任したときに、自分が主将としての役割を全て担うことが出来るとは考えていなく、いい意味で諦めがついていたことと、私たちの学年はまとまりがあって、学年で意見が分かれることが少なく、1人で責任を負うようなことになっていない状況で、同級生には感謝しています。リーグ戦が始まっても、自分だけでなく4年生全員でチームを引っ張ることが出来ればいいな、と考えています。みんな最後の1年頑張ろうね。
さて、今年度から私たちは一部リーグで戦えることになりました。私自身、2年生時の一部リーグでの試合は手も足も出なかったという悪い思い出が残っています。打席に何度も立たせてもらったのに最終節にヒットが1本出ただけだったし、守備ではエラーを繰り返しチームに迷惑をかけてしまいました。チームは2勝しましたがその二試合とも出場出来なかった、貢献出来なかったという悔しい思いをしたことを覚えています。
そんな中でも、収穫はありました。悔しい思いをたくさんして悩んでる時に、ある先輩から「ソフトバンクの柳田選手は凡退しても、打球の行方がそういう運命だったと思うようにしているらしい」と教えてもらい、それ以降は凡退しても引きずることなく次の打席に向かうことが出来るようになりました。
運命というと、こうして今私がこのメンバーで野球をしているのも運命の導きのように感じています。私が昨年の春リーグで怪我をしてしまい、一時は手術が必要と言われたが手術することなくプレー出来ていること。同級生の高山(新潟明訓)がセンター試験の結果同じE判定からの逆転合格をして同級生になったこと。大友(秋田)が同年の2次試験の面接に蛍光色のランニングシューズで登場した結果、浪人をして後輩として入学してきたことなど、、。このメンバーで野球ができることをこの1年楽しみたいです。
「運命」と書きましたが、柳田選手は、目の前の打席・一球に集中し、自分のベストを尽くしてあとは運命に任せる、と言っています。つまり、練習や試合前での最大限での準備があるからこそ、運命に任せることが出来るのだと思います。冬の練習、長崎合宿を経てチームの力は向上しています。このままリーグ戦も集中を切らさず運命に任せられるようにベストを尽くします。
後輩たち、頼ってしまうことも多かったと思うけど、それは後輩たちが頼もしくて大きい存在だからです。2年時の私はミスをしてくよくよしていましたが、それはいけません。4年生のせいにしてください。
繰り返しにはなりますが、私はこのメンバーで野球が出来ることを嬉しく思います。みんなで喜びたい、勝ちたい。勝とう。勝ちまくろう。暴れよう。
長くなってしまいましたが、読んで頂きありがとうございます。これで終わります。最後に、普段から私たちを応援して頂きありがとうございます。私たちが躍動している姿を少しでも多く届けられるよう頑張ります。応援よろしくお願い致します。
連日掲載してきた4年生による「最後の春に向けて」。
最後までご覧いただきありがとうございました。
明日からは春季リーグ戦が開幕いたします。
それぞれ熱い想いを胸に戦ってまいりますので、応援のほどよろしくお願いいたします!