11/10(日) R1秋季入替戦 対駿河台大学②

こんばんは。本日の入替戦、対駿河台大学の第2戦の試合結果をご報告致します。

〈スコア〉
学芸|000 020 000|2
駿河|001 020 20×|5

〈メンバー〉
1.(右→左)大宮(6裏)
2.(中→右)市原(6裏)
3.(ニ)酒井健
4.(捕)飯出
5.(一)伊戸
6.(指)加賀谷
7.(左)丸山→(中)三宅(6裏)
8.(三)西脇→(PH)西原(9表)
9.(遊)石塚→(PH)富田(9表)

投.加藤→浅野(5裏)→河野(7裏)

 

負ければ2部降格が決まる勝負の一戦。その先発を任されたのは、左のエース加藤(2年/吉田)。四球に苦しみながらも冷静に後続を抑え、2回までを無失点に抑えます。しかし3回、先頭打者の出塁を許すと、バントを決められ一死二塁に。続くバッターのはじき返したボールはレフト方向へ。先制を許すわけにはいかないと、レフト丸山(3年/野沢北)が決死のダイビングキャッチを試みます。しかしあと一歩足りず、ボールはグローブの前に落ち、1点を先制されてしまいます。

 

一方、打線は4回までノーヒットと苦しい展開に。しかし5回表、先頭打者が四球で出塁すると、続く大宮(1年/御殿場南)がライト前に打球を落とし、無視一三塁と得点のチャンスを迎えます。ここでバッターは市原(1年/市立川越)。レフト方向に打球をはじき返し、3塁ランナーが生還。1年生2人の活躍により、同点に追いつきます。

 

市原

なおも、一死二三塁とチャンスの場面で、4番飯出(4年/野沢北)が打席に立ちます。その3球目を見事レフト前に運び、さらに1点を追加。1年以上4番として打席に立ち続けた東京学芸の打撃の要が、4年の意地を見せつけます。

 

飯出

しかし、その直後の5回裏、四死球とヒットにより一死二三塁とピンチを迎えます。ここでピッチャーは、浅野(3年/立川国際中等)にチェンジ。しかし、浅野は続くバッターに長打を許し、ランナー2人が生還。2対3と逆転を許してしまいます。

 

後がない東京学芸は7回、二死から市原が本日2本目のヒットで出塁すると、俊足を活かして盗塁を決め、二死二塁とします。続くバッターは、主将酒井健(3年/岐阜)。フルカウントで迎えた7球目、振り抜いた打球はあわやホームランかと思われましたが、レフトポールの左に逸れ特大ファールに。ベンチの期待も高ります。続く8球目、力強くバットを振りましたが、ボールは無情にもキャッチャーミットの中に。今試合最大の攻防、その軍配は駿河台にあがりました。
そして、これが最後のチャンスとなりました。

 

6回をわずか6球で三者凡退に抑えた浅野は、7回、四球で出塁を許すと、特大ホームランを浴びてしまい、2対5と点差を離されてしまいます。
ここでマウンドには河野(2年/所沢北)があがります。河野は、気迫あふれるピッチングで二死を簡単にもぎ取ると、8回を三者凡退に抑えます。

 

河野

しかし、8回9回と東京学芸は三者凡退に抑えられ、最終スコア2対5で駿河台大学の勝利となりました。

 

この結果、駿河台大学の1部昇格、そして東京学芸大学は2部降格が決定いたしました。駿河台大学さん、昇格おめでとうございます。そして、東京学芸大学を応援してくださった皆様、ご期待に沿う結果を残すことができず申し訳ございません。

また、4年生は本日の試合をもって引退となります。4年生のご家族の皆様、この4年間、多大なるご支援、そしてあたたかなご声援を本当にありがとうございました。
本日は、小谷野(4年/日本大学第三)、清田(1年/小松川)、OBの宮之原さんから差し入れをいただきました。弊部は4年生のご家族含む保護者の皆様、OBの皆様、応援してくださる皆様など、様々な方々のおかげで、良い環境の中、野球に打ち込むことができております。感謝申し上げます。そして、これからも東京学芸大学硬式野球部を応援してくだされば幸いです。

来春は2部で戦うことになります。この1年間、1部の舞台で得られたものを忘れずに、部員一同、また一から鍛錬に励んでいきます。そして必ずや、また1部の舞台に返り咲きます。皆様、どうかこれからも東京学芸大学硬式野球部を宜しくお願い致します。

 

(3年/マネージャー/村田奈央)


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