春季リーグ戦についてのご報告

6月12日(日)をもちまして、東京新大学野球連盟2部春季リーグ戦の全日程を終了致しました。
大変遅くなってしまいましたが、春季リーグ戦の結果についてご報告致します。また、監督・主将・学生コーチ代表のコメントも記載しておりますので、ぜひご一読ください。

 

結果
優勝 8勝2敗・勝率0.800
→1部昇格(今季は入替戦を実施せず、自動昇格のため)

 

タイトル
〈最多勝利〉 河野大樹(4年/所沢北)・4勝 /    一條遥翔(2年/藤代)・4勝

河野

〈最優秀防御率〉 一條遥翔・防御率0.25

〈首位打者〉 西脇宗孝(3年/小山台)・打率.500

〈最多打点〉 三宅一広(4年/金光学園)・10打点

〈最多盗塁〉 市原智也(3年/市立川越)・13盗塁

 

リーグ戦を終えてのコメント

○ 監督 中野春樹

コロナ禍の厳しい状況の中、何とかリーグ戦を終えることが出来ました。
昨年と同様リーグ戦自体の開催が危ぶまれる中、1か月遅れの5月からリーグ戦が開催され、大学からの厳しい制限もありましたが、全10試合を戦うことが出来たのはいろいろな方々のご尽力によるものと感謝しております。
特に顧問帯同の制限が解除された6月までの9試合に帯同していただきました顧問(部長兼任)の金子先生には感謝以外ありません。金子先生は教職大学院の教授であり、本学野球部のOBでもあります。学生のためにご都合を調整していただき帯同していただきました。他大学に比べ厳しい制限の中、まずはリーグ戦に参加できたことは学生たちにとっても大きな喜びでした。
そんな中リーグ戦は第2戦に東洋学園に惜敗したことにより、とても厳しい戦いを強いられましたが、第3戦から第9戦まで勝ち抜き優勝を決めることが出来ました。この優勝により、1部自動昇格が決まっていましたので1年越しの1部昇格を果たすことが出来ました。
一昨年秋の2部降格から最短での1部昇格は、昨年戦わずして卒業していったこの春の卒業生の思いも乗せて二重の喜びとなりました。
リーグ戦前の練習禁止やその後の条件付き練習許可も日にちや時間の制限があり十分な練習ができない中、何とか選手一人ひとりの高い意識で準備をしてくれました。選手たちも昨年からずっと我慢を強いられる生活が続いておりましたが、粘り強くこの間を過ごしてくれました。
今後は秋のリーグ戦に向けて準備をしていくことになりますが、秋は1部が7チームということで変則日程になります。今まで他の大学も経験したことがない戦い方になります。うちにとっても勿論初めての経験になりますが、それより教育実習期間と重なることになり、そちらの方が頭が痛いというのが実情です。
この実習に該当する選手は2週間前から実習が終わるまで、練習もさらに土日の試合も参加できなくなる可能性があります。そうなると3・4年生の実習組はリーグ戦のほとんどに出場できなくなってしまいます。せっかくの1部の試合に出られないというチームにとってもまた本人にとっても厳しい状況が待っています。ですから秋は1・2年生が主体の戦いになりそうです。しかしそれを嘆いてもどうにもなりませんので、何とか置かれた条件の中で最善の努力をしていきます。

○ 主将 三宅一広

日頃から東京学芸大学硬式野球部の活動にご尽力頂き、ありがとうございます。
春のリーグ戦では2部優勝することができ、1部に昇格することができました。
しかし、ここからが重要だと感じています。3.4年生は1部での厳しさを理解しています。優勝を狙うことは現実的ではないと思っています。だからこそ、秋は1部に残留することに向けて取り組んでいきたいと思っています。秋のリーグ戦までは、相手の実力に対して、どのようにすれば個人として、チームとして勝負できるのかを考えて練習や試合に取り組んでいきます。そして、自分たちの良さや戦い方を理解して勝負していくことができればと思います。
最後に、コロナ禍でも、多くの方に支えられ野球ができていることに感謝し、秋のリーグ戦を戦っていきます。多くの方のご期待に添えるよう、精一杯頑張りたいと思います。応援のほど、よろしくお願い致します。

○ 学生コーチ代表 高澤克之(4年/春日部東)

東京学芸大学硬式野球部は、この春1部昇格を決めることができました。
投手陣が粘り強く投げ、守備も大崩れすることなく守りきったことが優勝に繋がったと思います。
秋リーグでは厳しい戦いが予想されますが、1部のチーム相手に善戦できるよう、最大限準備してリーグ戦に望みたいと思います。
4年生に関しましては、ほとんどの人がこの秋でプレイヤーとしての野球人生を終えます。小学生から始めた野球もあと数ヶ月で終わります。未熟者しかいない4年生ですが、これまで長い間、多大なるサポートをしていただいた保護者の皆様に、大学まで野球を続けてくれてよかったと思っていただけるように、全員が秋まで野球を続けることを覚悟をもって決めたので、最後まで頑張りたいと思います。我々大学生は大人の部類に入るとは言え、恥ずかしながら、保護者の皆様に対し照れくさい部分があり、「応援ありがとう」と言えてない部員が多くいると思いますが、皆様の試合での応援、インスタライブでの声援は確実に私達の力になっています。
秋リーグも変わらぬご声援の程、よろしくお願い致します。


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