こんにちは!本日は受験生応援企画として1か月半後に迫った共通テストに向けた情報をご紹介します!
第2弾となる今回は、初等教育教員養成課程保健体育コース1年、松本凌(市立浦和高校)による回答です。ぜひ最後までご覧ください!
なお、このサイトに掲載されている情報は、すべて個人から聞いたものであり、東京学芸大学公式の情報ではありません。あらかじめご了承の上、受験勉強の参考にしていただければと思います。
○教科別対策
〈英語〉
まずリーディング、リスニング共に単語を徹底的に身につけることは絶対に必要です!僕はターゲット1900を使っていましたが、共通テストだけなら1500ぐらいまでで十分なので、毎日少しでも取り組んで完璧にしましょう!完璧になったと思っても何度も周回してください。そうするとどんどんスピードも精度も上がっていきます。リーディングはとにかく演習量と時間配分です。全て解く必要はないので大問①②③④と⑤⑥に分けるなどしてもいいので解きまくってください。
次に時間配分ですが僕は①~④までを40分、⑤⑥を35分、残りの5分で見直しという配分で解いていました。人それぞれの時間配分があると思いますが、本番は問題の傾向が変わる可能性もあるので、1つの大問に拘らず、時間で区切って全ての問題に目を通すことで効率的に点数を取ることができると思います。
リスニングはとにかく毎日英文を聞くことです。毎日新しい英文を聞くことも重要ですが、文自体も内容も全て覚えてしまっているようなものを何度も聞くことも非常に効果的です。とにかく移動中など暇さえあれば英文を聞いてください。僕のおすすめの勉強法はその日に行ったリスニングの文章を徹底的に理解し、次にリスニングのテストをするまで移動中に聞きまくることです。覚えすぎて口ずさめるようになったら最高です。
〈国語〉
現代文はとにかく演習量をこなすことが重要です。安定して点数を取ることは中々難しいですが、重要だと思ったことに線や印を付けながら読み進めることで、後から振り返る時間を節約できます。最初はたくさん線を引くことになると思いますが、たくさん演習をこなして行くと徐々に本当に大事な部分が分かってくると思います。また、文章量が増えている傾向にあるので時間配分がシビアになりますが、1つの問題に時間をかけすぎないことも重要です。
古文は単語、文法が最重要です。思うように読めない人は単語、助動詞などを1度基本から見直して行くと必ず読めるようになるはずです。和歌や文学史も軽くでもいいので必ず触れておくべきです。文法や単語の問題は得点源になるので必ず解けるようになりましょう!
漢文は点数の稼ぎどころです。句形や簡単な語句を覚えるだけで点数になるので必ず突き詰めてください。漢文でいかに時間と点数の余裕を作るかが本当に大事になるので頑張ってください!
〈数学〉
数学は過去問や予想問題集で、自分が出会った問題を完璧に解けるようにすることを繰り返してください。共通テストの数学はそこまでパターンが多くないので苦手な分野を作らないように勉強しましょう。苦手分野(僕の場合は三角比)があると大量失点してしまう可能性があります。
また、数学では6、7割取れれば大丈夫という人の場合は、各大問の最後にある難しい問題を解かないのも手だと思います。共テ数学の場合、取れるところで点数をとることが最重要なので、全ての問題に目を通す前提で時間配分しましょう。
〈社会科目〉
(僕は世界史選択だったので歴史科目について書きます。)
歴史科目は時代の流れを把握してください。共通テストの歴史は一問一答だけでは解けないことが多いです。そのため教科書をよく読み込みましょう。重要な所の周りだけを集中して読むのではなく、できるだけ時代の流れを把握できるように、1つの物語を読んでいるイメージで勉強してみてください。また、歴史でも苦手な分野を作らないことが大事です。僕は文学史が苦手で痛い目を見ました。文学史は苦手な人も多いと思いますが広く浅くでいいので、絶対に覚えておくようにしましょう。
〈理科科目〉
理科基礎は全員が得点源にできると思います。実際に僕も理科基礎に助けられ、点数を底上げできました。理科基礎はまず最低限の知識をつけ、あとは演習量です。演習で間違えた問題を復習するだけでなく、その分野全体(生物基礎なら免疫とホルモン全体など)を一気に復習してしまうのが効果的です。これをこなすだけでどんどん得点が上がっていきます。複雑な計算問題も対策すればできるようになりますが、解けない問題を捨てても7、8割は取れるので安心して勉強してください。
○共通テストまでの1か月の過ごし方
ここからの1ヶ月はプレッシャーや緊張で不安になることも多いと思います。ただその不安をかき消すことが出来るのは勉強のみです。クリスマスやお正月など楽しい行事は沢山ありますが、思い描く楽しい未来のために頑張ってください。生活面では2週間前を目安に、共通テスト本番と全く同じスケジュールで生活することをおすすめします。本番と同じ時間に起き、同じものを食べ、同じ時間に勉強を初め、本番前日と同じ時間に寝る、という生活をすることで、当日に調子が出ないということはほとんどなくなるはずです。
○試験当日のアドバイス
試験当日も、とにかくいつも通りを意識しましょう。無理にリラックスすることはありませんが、周りの状況や試験会場の影響でストレスを感じると、パフォーマンスが落ちる可能性があるので、最大限対策しましょう。試験会場は暑い可能性も寒い可能性もあります。半袖からアウターまで幅広く体温調整できるようにしましょう。また、会場によっては休み時間などに周りの人がうるさい場合があるので、イヤホンを携帯しましょう。長丁場の試験になるので休み時間に好きな音楽を聞いたり、散歩したりするなどして体をほぐしながら気負い過ぎずに戦いましょう!
○受験生に一言
まだまだ全員に合格する可能性があります!順調に結果を出してきた人はもちろん、思うように結果が出ていない人も諦めない心があれば絶対に逆転できます!実際に1ヶ月で20%近く点数をあげた人も野球部にいます!合格して皆さんと一緒に野球ができることを楽しみにしています!頑張ってください!