東京学芸大学に合格しようプロジェクト2024 保健体育②

こんにちは！「東京学芸大学に合格しようプロジェクト」として本日より各コースの情報を公開していきます。第1弾は保健体育コースです！

東京学芸大学を志望している方、選択肢に入っている方、進路に悩んでいる方など受験生に役立つ情報をお伝えできればと思っております。

このサイトに掲載されている情報は、すべて個人から聞いたものであり、東京学芸大学公式の情報ではありません。また、受験様式が変更されている場合もございます。その点をあらかじめご了承の上、受験勉強の参考にしていただければと思います。

〈A類初等教育専攻保健体育コース〉【浪人生】
○学科を選んだ理由
自分はB類保健体育とA類保健体育で迷っていたのですが、どちらも取得するにはA類の方が容易で、人生の選択肢が広がるのではないかと考えたためA類保健体育の受験を決めました。

○学科の特色
・どんなことを学ぶのか
一般教養や体育実技に加えて、骨格や筋肉についての授業、スポーツ心理学や保健の授業などもあります。
実技科目では自分たちの技能向上だけでなく、子どもたちにどのように教えればいいのか、特に運動が苦手な子への指導方法も学ぶことができます。

・男女比
ほぼ1:1ですが若干男子が多めです。
例年は6:4くらいになることが多いようです。

・取得できる免許
卒業要件である小学校の免許に加えて、中高の保健体育の免許を取得できます。授業を追加で受けるとスポーツ指導員等の資格も取得できます。

・学科の様子
みんな仲が良く、とにかくスポーツが好きな人たちが集まっています。1学年40人ほどであるため、高校の頃のクラスと似たような感覚です。実技の授業において苦手な競技がある人も、皆で教えあって技能を高め合っています。

・忙しさ
忙しくないと言ってしまうと嘘になりますが、他の学科と比べると屁でもありません。普通に授業を受けて普通に課題をやっていれば、部活動やアルバイトに勤しんでいたとしても、十分に単位は取得できます。

・受験
A類保健体育の二次試験は体育実技と面接です。
体育実技は、例年までの内容から変更となり、基礎運動技能テストが実施されます。配点は合計で200点になります。
面接について、今年度は200点満点になります。時間は約10分間で、例年通りの個人面接だと考えられます。
今年度は変更点が多く、このブログも誤りを含む可能性があるため、各自一般選抜の学生募集要項を精読するようにしてください。

○受験対策
・実技
浪人生は特に、久しぶりに運動をする人も多いと思います。準備運動をしっかりとして怪我をしないようにしてください。
例年通りだと、皆似たり寄ったりな出来であるため、圧倒的な技能の差が無い限り超高得点や低得点となることは殆どありません。共通テスト以降だと対策期間も短く、面接対策もしなければならないため、細かいところまで突き詰める必要はないと思います。体育の教科書を確認するなどして、技能の基本的なポイントは身につけておきましょう。
・面接
差がつきやすいため、A類保健体育の入試において最も重要であると言えます。共通テストで多少コケてしまっても、ここで挽回できる可能性もあるほどです。実技を捨ててもいいくらい、面接重視の対策をしましょう。
保健体育だけではなく、教育に関する考えや知識を深めておく必要があります。
想定外の質問が必ず来ると心しておいて下さい。

○試験前日までに気をつけたこと
繰り返しになりますが、怪我には注意しましょう。無理をしないでください。
また、多くの人は二次試験までに私大の一般入試もあると思いますので、二次試験対策ばかり、特に実技対策ばかりの生活にならないように気をつけましょう。

○試験当日に気をつけること
昨年同様、降雨の可能性もあるため、防寒具や体育館シューズも忘れないようにしましょう。
実技は待機時間が長いため、身体が冷えないようにしましょう。
面接はギリギリまで資料を見るなどして、最善の準備をしましょう。

○受験生に一言
浪人生の皆さん、1年半以上の苦しい生活お疲れ様でした。もし共通テストで満足行く結果が残せなくても、A類なら面接での逆転の可能性もあります。最後まで絶対に諦めないでください。
自分も一年前に苦しい思いをしていたので、皆さんの気持ちは非常にわかります。ですが、ここまできたら最後の最後までやるしかありません。
“華のA保”で楽しい大学生活を送りましょう！