最後の春に向けて 石井亮丞 ー誰かのためにー

本日から、新4年生による「最後の春に向けて」の掲載を開始致します。新4年生がそれぞれ、野球や仲間への思いを語ります!本日から毎日一人ずつ掲載をして参りますので、ぜひ最後までご覧ください。
初回の本日は、主務の石井亮丞(新4年/岡山一宮)です。それではお読みください!

こんにちは。新4年、主務の石井亮丞です。

いつも東京学芸大学硬式野球部の活動にご支援・ご協力を頂き、また全国各地から温かい応援を賜り、誠にありがとうございます。

このブログでは、最後のシーズンを迎えるにあたって、心を込めて今の素直な気持ちを綴りたいと思います。そしてその気持ちを確かめながら、自分に関わってくださる方々のためにも、そして自分のためにも、また一生懸命頑張る決意です。

今、マネージャーをしていて本当に幸せです。
毎日この幸せをかみしめながら、たくさんの人に支えて頂きマネージャーとしての野球人生をこの東京学芸大学硬式野球部で歩んでいます。
怪我や、選手を辞める決断、マネージャーとしての葛藤、悔しさや悲しさを超えて出会えたこの幸せは、自分一人では決して出会えなかった幸せです。
ここでは伝えきれないのですが、自分を支え、この幸せに出会わせてくださった自分の周りの方々に感謝の気持ちでいっぱいです。
そして、こんなに不器用な自分を支え、いつも助けてくれているチームメイトのために、もっともっとマネージャーとしても努力し、成長し、チームのためできることに精一杯取り組んでいく決意です。

マネージャーがチームの勝利に貢献するために何ができるのか、それは、これまで私を育ててくださった先代の主務の方々・マネージャーの方々・そして今一緒に仕事をしているマネージャーのみんなから、学び見出してきました。
1部昇格のために、主務としても私にできることは、選手・学生コーチ・マネージャー1人ひとりがチームの目標のため、自分の力を発揮したり、安心して一生懸命野球に打ち込める環境を、みんなの力を合わせて一緒に創ることだと考えています。
そのために、最後までチームの1人ひとりに寄り添って、そこから生まれる自分がやるべき事に一生懸命、心を込めて取り組む決意です。

今日は、各学年にも言葉を送りたいと思います。
新4年生…
17人、1人ひとりが、かけがえのない存在です。みんなと出会えたからこそ、マネージャーという新しい道に進むことができたと思っています。みんなと出会えたからこそ、本当の自分にも出会えたように思います。
1部昇格をみんなで成し遂げることが、今の自分の夢です。

新3年生…
大切な1年間、昨年リーグ戦に臨む事ができなかった悔しさを、一緒に感じています。
みんなの頑張りを見てくれている人は、必ずいます。悩んだり、葛藤したり、上手くいかない時間もあると思います。それでも、そんな時間がいつか必ず糧になると思います。この春、1人ひとりが全力でプレーできるように、私も全力で頑張ります。

新2年生…
初めてみんなに会ったのが、去年の夏でした。慣れない大学生活、大変な状況下、力強く野球に自分に向き合う姿に、本当に勇気をもらいました。
あの時間を乗り越えたみんなは、どんな困難にも粘り強く向かっていくことができる学年になると信じています。

これから出会う新1年生…
1人ひとりが特別な1年を経て、東京学芸大学硬式野球部に入部してくださっていると思います。
先が見えない今の状況で、不安なこともきっとあると思います。しかしそれ以上に、大きな夢を抱いて入部を決意してくださっているとも思います。
このチームは、そんな夢や、自分らしさを最大限に表現したり、チームの目標に向かってみんなで成長し続けることのできる、最高のチームです。
微力ですが、そうした挑戦ができる環境を作ることができるよう、全力で私も一緒に挑戦したいと考えています。

ご卒業された4年生の方々…
昨年特別な1年間を過ごした4年生の方々が、この春ご卒業されました。
春秋ともにリーグ戦が中止となり、チームの目標であった1部昇格に挑戦することが叶わなかった1年でした。
それでも4年生の方々の姿は、最後の最後まで私たちに多くのことを教えてくださりました。
ご卒業した4年生の想いや、残してくださった事を今のチームで引き継ぎ、悲願の1部昇格を成し遂げたいです。

最後になりましたが、東京学芸大学硬式野球部の活動に関わってくださっている全ての方々、日頃より本当にありがとうございます。
今後とも東京学芸大学硬式野球部を、何卒よろしくお願いいたします。


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