こんにちは。令和5年度秋季リーグ戦、対創価大学の試合結果をご報告致します。
〈スコア〉
東京学芸| 000 000 000 | 0
創価 | 000 020 02x | 4
〈メンバー〉
1.(中)芝
2.(三)濵口
3.(遊)金子
4.(一)武者
5.(指)大友→(代打)佐伯(9表)
6.(捕)大村→迫田(8裏)
7.(二)中村
8.(右)小用→(代打)守屋(8表)→(代走→右)赤田(8表→8裏)
9.(左)萩原→(代打)上戸(8表)→(左)早川(8裏)
投.一條(8回)
20季ぶりの勝ち点を挙げ、悲願の1部残留を掴み取った昨シーズン。それから3ヶ月間、春季リーグ戦で実力のある強豪を相手に戦い抜いた経験を糧に、さらなる目標「1部定着」に向けて練習を積み重ねてきました。
そして、再び1部リーグでの戦いが、8人の4年生にとっては4年間の集大成の舞台となる令和5年度秋季リーグ戦が、本日幕を開けました。
リーグ戦独特の緊張感に包まれる中、球審の声高らかな合図で創価大学との試合が始まります。
先攻は東京学芸。球威のある相手投手に対し、まず打ち返したのは濵口(2年/小山台)。力強く振った打球は三遊間深くに転がり、見事内野安打となります。さらに4番武者(4年/小松川)の強い当たりが相手の失策を招き、初回にして2死1,2塁のチャンス。しかし、簡単には得点させてもらえず無得点に終わります。
対する東京学芸の先発は一條(4年/藤代)。「どうとでもなれと思っている」と、試合前に落ち着いた口調で意気込んだ絶対的エースは、4年間で乗り越えてきた多くの経験を胸に、大学生活最後のリーグ戦のマウンドへ向かいます。
一球一球気合いを込めた投球を見せる一條ですが、相手は全日本に出場した強打線。初回から長打を浴びます。しかし、味方の好守備に助けられ、見事無失点に切り抜けます。
一方、2回表には中村(2年/長野)と小用(4年/都立三田)が、3回表には金子(2年/静岡市立)が内野安打で出塁するなど、学芸ナインは低く強い打球を意識してコツコツと走者を進めます。
強いゴロで相手の守備を乱す打線と、落ち着いた投球を続ける一條。東京学芸にとっては良い立ち上がりで、序盤は両者無得点の接戦となります。
試合が動いたのは5回裏。そこまで創価打線を抑えていた一條ですが、ついに捕えられ先制点を許します。
しかし、春季リーグ戦でも苦しい試合を乗り越えてきた東京学芸は決して落ち込みません。主将芝(4年/松山東)は「一條を助けよう」と仲間を鼓舞し、一條も「まだまだこれから。大丈夫」と前向きな言葉を返します。
後半戦、一條は歯を食いしばって投げ、打線は必死に相手投手に喰らい付きますが、創価大学の力はさらにその一つ上。8回裏に守備の隙を突かれて、追加点を許してしまいます。また、ギアを上げた相手投手の攻略に苦しみ、無得点。最終スコア0対4で敗北いたしました。
振り返ってみると、春季リーグ戦の初戦対創価大学の試合は11対4(7回コールド)という結果でした。圧倒的な実力差に押されていた春季リーグ戦から、3ヶ月の時を経て着実にその差を縮めていると言えます。
本日は、一條の好投もあり、勝つ可能性が十分に見えた試合でした。本日の試合の反省を生かして、残りの試合自信を持って戦い、チームとして大きく成長できればと思います。
弊部でコーチを務めてくださっていた、故大野仁先生が、春季リーグ戦開幕前日に以下の言葉をかけてくださいました。
『どんな試合も0対0から始まります。相手を大きく見すぎず自分達を貫いて下さい。』
まさに、その通りであると感じます。大野先生から頂いたこの言葉を胸に、秋季リーグ戦を東京学芸大学らしく戦い抜いて参ります。
皆様ご声援のほど、宜しくお願い致します。
また、本日はH30年度卒OBの大音様から差し入れをいただきました。ありがとうございました。
(3年/マネージャー/山﨑南柚)
☆次の試合☆
【対戦相手】創価大学
【対戦日時】8/31(木)13:00PB
【試合会場】大田スタジアム
【観戦】有観客