こんにちは!更新が遅れてしまい申し訳ございません。
昨日、今季最終戦が行われましたので試合結果をお知らせ致します。
第7週第3日第3回戦 対流通経済大学
(大田スタジアム)
学芸 000 010 000 1
流経 100 000 20X 3
▼バッテリー
木村、小泉-次郎丸
▼二塁打
田部井(4年:太田)
1(左)渡部 (3年:相馬)
(打)今村 (2年:錦江湾)
2(中)真崎 (3年:佐賀北)
3(一)小林 (4年:秋田)
(打)小嶋 (4年:柏崎)
4(右)松下 (4年:七尾)
5(指)久保 (4年:八戸)
6(遊)稲葉 (4年:青森)
7(捕)次郎丸(4年:三池)
8(三)田部井(4年:太田)
(打)工藤 (2年:船橋)
9(二)増田 (4年:高田)
(投)木村 (3年:金沢泉丘)
小泉 (4年:前橋)
今季最終戦となるこの試合、先発を任されたのは好調を維持する木村でした。
しかし一回の裏、いきなり試合が動きます。先頭打者に投じた初球・・・快音とともに打球は右翼スタンドへ・・・。先頭打者本塁打を浴びてしまいました。
一瞬にして緊張が走る学大ベンチでしたが、そこはエース木村!後続をきっちりと抑え追加点を許しません。三・五回にも安打を浴びるものの、六回までは本塁打を含み被安打3の好投。
そんな木村を援護したい打線は、五回、先頭の久保が中堅への安打を放ちます。主将としての責任を感じさせる一打でした。続く稲葉が犠打成功で一死二塁とすると、次郎丸がきっちりとらえるも中堅正面の当たり。何とかこの回同点に・・・とチームの想いがひとつになった次の打席、バッターは田部井。
これまでチャンスに一本が出せずに苦しむ姿もみてきました。しかし、これぞ4年生の意地!!その5球目でした。快音とともに打球は左翼手の頭上を越えていく二塁打で、久保が生還。まだまだ負けるわけにはいかない学大ナインの執念の1点となりました。
その後は、熱い投手戦が展開され、再び試合が動いたのは七回裏。先頭打者に二塁打を浴びると犠打で一死三塁。この試合最大のピンチを迎えます。続く打者に四球を与えますが、次打者を右翼飛に打ち取り二死一三塁。
ここで、この試合3安打の先頭打者との勝負。2ストライクまで追い込んだ3球目・・・高くバウンドした当たりは遊撃手への内野安打となり逆転されてしまいました。すると続く2打者連続の四球を与えてしまい、3点目を献上。ここで先発木村はマウンドを降ります。
後輩のピンチにマウンドを受け継いだのは4年生の小泉。
このカードは安定感のある投球を続ける小泉は、満塁のピンチをきっちりと打ち取り勝利への望みをつなぎます。そんな投手陣のためにも、奮起を期待したい打線でしたが、八回・九回ともにチャンスを作ることができず3-1のまま試合終了。
これをもちまして、平成22年度春季リーグ戦は全日程が終了となりました。
この後、閉会式が行われましたが、学芸大学からは以下2名の選手が表彰されました。
☆最優秀投手 木村憲太(3年:金沢泉丘) 防御率1.27
☆ベストナイン
外野手 真崎貴史(3年:佐賀北)
4月1日から始まった春季リーグ戦。気が付けばあの日から一か月半が経ちました。昨秋から優勝することを目標にチーム一丸となって戦ってきたからこそ、上位3チームから勝ち点をとることが出来なかったことは、今でも悔しい思いでいっぱいです。「まだまだ何かが足りない」強くそう思います。
しかし、学芸大らしく粘り強い試合もたくさんありました。
その中でも、流通経済大学からの1勝は涙が出るほど嬉しかった・・・。久しぶりにあげた上位チームからの勝ち星。今後の学大野球部にとって新たな一歩となることでしょう。
この一カ月半を通じ、たくさんの皆様の支えがあったこと、温かなご声援を頂いたこと、感謝の気持ちでいっぱいです。
OBの皆様、保護者の皆様、そして学校関係者をはじめたくさんのファンの皆様、本当にありがとうございました。この場を借りて御礼申し上げます。
一球一球に沸くスタンド、学大ナインを迎える温かい拍手・・・それらこそが、私たちが野球を続けていく上での原動力となるのだと思います。
今後も、チーム一丸となって更に精進を続けていきます。
今後とも宜しくお願い致します。
【写真:(左)エース木村・(右)好リリーフの小泉】
( 4年/マネージャー/石山 加織 )