リーグ戦を終えて

こんばんは。本日は秋季リーグ戦2部優勝・7季ぶりの1部昇格に当たり、監督の中野春樹、主将の土屋将平(4年/韮山)、学生コーチの森田剛(4年/豊多摩)からのコメントを掲載します。ぜひご一読下さい。

〈監督 中野春樹〉
秋のリーグ戦から入れ替え戦までの約2ヶ月間、選手はとても良く戦いました。
4年生は就職活動や教員の採用試験のために練習不足の感は否めませんでしたが、それぞれが自分なりに調整しリーグ戦に合わせて仕上げてくれました。

4年生6名がスタメンというチーム事情から、4年生のできに頼らざるを得ないというのが実情でした。しかし、4年生の6人の好調不調の多少の波はありましたが、大きく期待を裏切ることがなかったのは彼らの責任感からきているものだと思いました。
夏の練習から1部復帰を合言葉に本気で取り組んでいたことが良い結果をもたらしました。
6人の役割は実に明快で1番2番の大音(4年/春日部)と土屋は粘り強く出塁して走りチャンスを作る。二人のどちらかが出てくれれば確実に得点のチャンスができました。これほど走れる選手が二人もいるのは作戦上すごく助かりました。
そして3番の佐藤(4年/山形中央)がチャンスで走者を還すか更にチャンスを広げる。大事なところでのヒットはやはり能力がある選手でした。駿河台での左中間の2塁打は本当に貴重な一打でした。
さらに今リーグの4番は打撃好調の3年の飯出(3年/野沢北)が務め、期待に応える見事な活躍をしてくれました。打点20、本塁打4本は2部とは言え立派な成績でした。
その後の5番にまた4年の杉高(4年/富山中部)が座り打線の厚みを作ってくれました。この秋は本来の調子ではありませんでしたが、春の4番の実力は他チームからは脅威で、四球になるケースも度々ありました。
6番に置いた4年の遠藤(4年/秋田)がこの秋のMVPかも知れません。高千穂との初戦の12回のサヨナラヒットをはじめ大事なところで繋ぎチャンスを広げてくれました。高千穂戦第2戦の2本の3塁打も見事でしたが、それ以上に守備で再三ピンチを救ってくれました。特に駿河台との試合での守りは見事でした。春までは守りは良くても打つ方では力不足でしたが、この秋は攻守ともに格段の成長を見せました。
7番の福田(4年/盛岡第一)は1塁へのコンバートが成功し、守備の安定が打撃にもいい影響が出ました。彼の良いところはどんな場面でも自分を見失わず、いつも恐れることなく自分のプレーに徹することができるところです。決して高い能力があるわけではありませんが、自分を信じてプレーすることが出来ていました。高千穂戦の満塁走者一掃のレフトオーバーは生涯最高の一打ではなかったでしょうか。
2年生の石塚(2年/旭野)は安定した守備で再三のピンチでもしっかり守ってくれました。また、1年生の三宅(1年/金光学園)もよく守ってくれました。三宅と併用で使った丸山(2年/野沢北)も本塁打2本と力を発揮してくれました。
外野はセンターの大音を中心にライトの遠藤、レフトの三宅と、三人の守備力は相当なレベルにあったと思います。駿河台とは外野の守備力の差で勝ったと言っても過言ではありません。
そして最も期待に応えてくれたのはやはり投手陣です。
1年生の成長が投手陣全体に余裕を生み、高千穂との2連戦も無理をせずに乗り切れました。
まず3年の荻沢(3年/高岡)の成長が大きく、課題だった上ずるボールも減りコントロールが安定しました。高千穂、駿河台とのいずれの初戦も危なげない投球で流れを作ってくれました。そして第2戦の先発の1年生の邑澤(1年/山口)は5回と6回をしっかり押さえてくれました。中継ぎで2年の高木(2年/開智)、3年の故障から復活した福島(3年/蕨)、そして最後を任せた1年の河野(1年/所沢北)はこれもまた期待以上の働きでしっかり試合を締めくくってくれました。
投手陣全体では四死球が非常に減少して、相手打者にしっかり向かっていけるようになったことが大きな成長です。特に駿河台との試合では先発の荻沢、邑澤はストライク先行でとてもリズムよく守ることができました。守りの時間が短く、攻めが長いのが勝因です。

最後に学生コーチで主将の土屋とチームをまとめてくれた森田の存在はとても大きなものでした。普段の練習から試合でのメンバー決めや采配まですべてやってくれました。
普段私が行けない練習もよく見て選手の状態を把握してくれました。監督以上の働きをしてくれたことが今回の結果に繋がりました。選手を希望していた森田に学生コーチを頼んだのは間違いではありませんでした。試合中の采配も試合経験がありすぎる私にはできないような思い切りのいい作戦で、チームを助けました。
そして最後までチームのために働いてくれた主務の渡部(4年/秋田)、マネージャーの永原(4年/佐久長聖)には感謝します。チームを支えてくれる人がいなければチームは成り立ちません。その部分を十分すぎるほど補ってくれました。

みんなの力が結集して今回の結果を生み出しました。決して戦力的に優位ではありませんでしたが、みんなが機能すれば十分戦えることを改めて示してくれました。春リーグで引退した馬場(4年/会津学鳳)、丁野(4年/土佐)も確実の貢献してくれました。
私たちにとってこれからの進むべき方向が明確になった2018年秋となりました。

遠くから足を運んでいただいた保護者の皆様、また日頃から応援していただいているOBの皆様に厚く感謝申し上げます。これからが更に大変ですが精一杯頑張ってまいりますので今後ともよろしくお願いいたします。

〈主将 土屋将平〉
この4年間を振り返ると、とにかく苦しい4年間でした。僕たち今の4年生が1年生春のシーズンで2部に降格し、そこから常に1部昇格を目指して努力してきました。しかしその目標を達成することができず、悔しい思いをし続けて迎えた4年生にとっては最後のリーグ戦。まさかの初戦に敗北を喫しましたが、入れ替え戦含め11連勝で1部昇格を果たすことができました。絶対的存在がいない中、それぞれが役割を果たし、今まで足りなかった粘り強さを出すことができました。

最後の試合、勝った瞬間の嬉しさ、達成感、スタンドの盛り上がりは忘れられません。まさに4年間の悔しさを晴らすことができた瞬間でした。応援してくださった皆様、支援してくださったOB会の皆様、ご家族には感謝の気持ちでいっぱいです。本当にありがとうございました。

4年生はこれで引退になります。
目標である1部昇格を果たすことができましたが、ここからが始まりです。1部で戦うために厳しい冬を乗り越え、来年の春、1部の相手にも臆することなく堂々と戦うことを後輩たちには期待します。

応援してくださる皆様、今後とも温かいご支援、ご声援をよろしくお願い致します。
ありがとうございました。

〈学生コーチ 森田剛〉
先日の入れ替え戦を2連勝し、1部昇格を達成することができました。
学生コーチとしてどれだけチームに貢献できたかはわかりませんが、中野先生・徳地先生にご支援いただき、学生主体の戦いで悲願を達成できたことをとても嬉しく思います。

4年間を振り返ると、うまくいかないことの連続でした。4年間のほとんどのリーグを、2部優勝・1部昇格のために過ごしてきましたが、なかなか結果が出せずにいました。何かを変えなくてはいけないという思いから、下級生が意見を言いやすく、のびのび野球ができる環境を作るよう心掛けていきました。練習から様々なことにチャレンジし、攻撃の幅が広がり、夏のオープン戦では手応えを感じる試合もありました。しかし、迎えたラストシーズンの初戦。絶対に負けられないという思いが強過ぎてチーム全員が固くなり焦ってしまいサヨナラ負けを喫しました。今までの流れだとズルズルと崩れてすぐに優勝が消滅してもおかしくない流れでした。ですが、教育実習で平日に練習ができない選手も多い中、粘り強い戦い方で終盤に崩れることなく勝ち切れるような試合が多くありました。リーグ戦の中でチームが成長できました。

終盤の高千穂大学との2連戦や入れ替え戦での駿河台大学の2連戦は選手を信じて、自信を持って挑むことができました。
優勝が決まり、マウンドに集まる選手やスタンドの盛り上がりは一生忘れることはないと思います。試合終了後のスタンドを見上げると想像を超えるたくさんの方々が球場に足を運んで応援していただいたことに感動しました。その他にも、たくさんの差し入れや応援のメッセージ等、様々な形でご支援頂き、ありがとうございました。

学芸大学硬式野球部としての本当の戦いはここからです。
3年生以下の新チームは、歴代の先輩方が築き上げた「強い学芸」を今の1部リーグでもう一度築いていってくれると信じています。

今後も熱い応援、あたたかいご支援をよろしくお願い致します。


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