引退メッセージ19 池田啓維

4年生引退メッセージ、ラストを飾るのは、走塁のエキスパートとしてチーム全体の走塁意識を向上させた努力家、池田啓維(4年/蕨)です。

 

・四年間のベストプレー2つ!
「3年春リーグ戦vs日大生物(H30.5.6)」
代走で初めて結果を出せた試合。初めてチームに直接貢献できて嬉しかったです。あの場面で迷わず腕を回してくれた、ランナーコーチの白澤(4年/秋田)に感謝。

「4年春入れ替え戦vs首都大学東京(R1.6.9)」
1部残留のかかった緊張感のある試合。雨天の中の打球処理でしたが、練習でやってきた当たり前のことができてホッとしました。あれこれ考えてしまう自分が、無我夢中でボールを追いかけられた数少ないプレーでした。

 

・四年間でうれしかったこと
「4年春リーグ戦vs創価大学(H31.4.4)」
初めての1部の舞台、ホームベースを踏んでベンチに帰ってきて、みんなとハイタッチした瞬間。ベンチやスタンドからの声援と笑顔が嬉しくて、やってきたことが報われたと思いました。

 

・四年間で苦しかったこと
「3年春リーグ戦vs首都大学東京(H30.5.12)」
1部昇格を目指す大切な試合でミスを犯したこと。気落ちしすぎて、母には子どもができちゃったのかと本気で心配されました(笑)メンタルが鍛えられた今、どんなミスも赤ちゃんレベルに思います。

 

・自分がチームに貢献できたこと
「チームの走塁意識向上」
走塁班チーフとして、少しでも役に立てていたら嬉しいです。走塁のレベルアップは、守備打撃のレベルアップや勝利につながると本気で信じています。これからも妥協せず磨いていってください。

 

・後輩に一言
引退して、緊張感のある勝負をすることはもうないんだなと感じます。みんなには勝負ができる環境にいるからこそ、その勝負を楽しんでほしいです。勿論、勝利のためにチームで戦う以上そう簡単なことではありませんが、たった数回あるかないかのその瞬間は、良い結果が出ることも多いのではないでしょうか。楽しむためには、やるべきことに向き合う辛さも味わう必要がありますが、練習でとことん味わった分、勝負の舞台では自分と向き合わずに相手と戦ってほしいです。みんなの頑張りが1つでも報われるように願っています。

 

・期待している後輩
〇片寄伶(1年/磐城) 、相良貴文(1年/拓殖大学第一)
たまに一緒に内野やる時に、技術力の高さに驚きました。あとは心も体も太くなって、チームに貢献してください。2人の奮起なくして学芸の奮起はないと思います。ちなみに僕の失敗例を踏まえると、体重増加の鍵は朝食です。

〇瀬川透(2年/春日部共栄)
野球センスは誰もが認めていると思います。自信をもつことは簡単なことではないけれど、あまり真面目になり過ぎず、小さな成功でも自分を褒めてあげてください。大学3年、4年で花開く選手を多く見てきたので、瀬川がもっと活躍することを期待しています。たまには楽観的になることも大事!

〇A国3年のみんな
船場海(3年/八戸北)
立場が人を変えるといいます。人を束ねる者として変わらなければならないこと、変わらない船場の良さや初心、それぞれ大切にして頑張ってください。

新井菜緒(3年/浦和第一女子) 村田奈央(3年/室蘭栄)
成果が表に出ず、モチベーションの維持が難しいと思うけど、誰かのためにする正しいことは、必ず誰かに届きます。自分達が納得いくまでやり切ってください。応援しています。

渡部雄貴(3年/会津)
選手として、人として、A国の屋台骨になってほしいです。コーチ、マネ、選手でチームは成り立っています。雄貴がA国の潤滑油になれれば、いつか火がついてチームの起爆剤に変わっていくはずです。ファイト!

 

・学芸大野球部で良かったこと
学び続けるストイックな人間が多いこと。
芸人顔負けの変態おもしろ集団であること。
野球マニアが多くて会話のネタに困らないこと。
球がとにかく多いこと。環境に感謝。
最高の仲間と野球人生を締め括れたこと。
高い壁を乗り越える喜びを知れたこと。

 

4年生引退メッセージはこれで最後となります。ありがとうございました!


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