最後の春に向けてー同期ー 村田奈央

こんにちは。「最後の春に向けて」、本日は、村田奈央(4年/室蘭栄)です。

「奈央はマネージャーに向いていないと思うよ。」

これは、私が高校生のころ、親に「マネージャーでもやってみようかな」とふざけて言ったときに言われた言葉です。

当時、マネージャーは、選手より身体的に楽だしできるでしょ、と思っていました。しかし、大学で硬式野球部のマネージャーになり、すぐに自分は向いていないと気づきました。人に尽くすということが、得意ではなかったようです。(この月日を通して、少しは人に尽くせる人間になったと信じたいです。)
今では、親は本当に子どもをわかっているんだなという気持ちと、マネージャーをしている方への尊敬の気持ちでいっぱいです。

 

そんなマネージャーに向いていない私が、ここまで続けてこられたのには、明確な理由があります。それは、素晴らしい仲間に恵まれたことです。かわいがってくださった先輩、かわいい後輩、そして最高の同期のおかげで、今、硬式野球部の一員として充実した日々を過ごせています。

特に、私は同期が大好きです。今日は、私の個性あふれる素敵な同期を紹介したいと思います。野球のことはあまり書いていないのですが、読んでいただければ幸いです。

 

浅野…長い間ケガと戦い続けられる我慢強さと、野球への情熱を持った人です。初めての登板を見たときの、感動とドキドキと喜びは今でも忘れられません。

安東…人生で出会った人の中で、1番マイペースという言葉が似合う人です。周りに影響されず、自分を貫けることは、すごいなと思います。

石塚…普段はボケ倒していますが、野球のことになると真剣、そんなメリハリのある副キャプテンです。石塚君が上にいるからこそ、チームがまとまるのだと思います。また、よく彼の練習を手伝うので、試合でヒットを打つと、割り増しで喜んでしまいます。(笑)

内山…投手コーチとして投手をまとめ、チーム運営に貢献してくれる大切な存在です。内山君が、試合で投げる姿を1日でも早くみられるよう、心から応援しています。

小林…チームのムードメーカーで、自然と応援したくなるような選手です。以前、私がアナウンスの試合で、代打で小林君が出たとき、嬉しすぎてアナウンスを間違えてしまったこともあります…。(その打席でヒットを打ち、アナウンス室で1人大喜びしました。)

酒井健…頼れるキャプテンです。同期とは思えないくらい大人で、本当に尊敬しています。マネージャーにも気を配ってくれて、仕事を手伝ってくれます。酒井君がキャプテンでよかったと心から思っています。

高木…天才です。高木君の球速を測るときは、とてもワクワクします。また、広報に関してもたくさんアイデアをくれて、その発想力がうらやましいなといつも思います。

谷口…仕事ができる主務です。彼の頭の回転の速さと知識量にはいつも驚かされます。スタッフでいるときに起こる笑いの7割は、彼によるものです。

船場…皆から愛される学生コーチです。試合に出ている人から、ケガをしている人まで、部員全員の気持ちを推し量れるところが、彼の素敵なところだと思います。

丸山…普段は人をからかってばかりですが、実は仲間思いです。私がすごくつらかった時に、さらっと優しい言葉をかけてくれたことを、とてもよく覚えています。

渡部雄…何事にもまっすぐで努力家です。練習終わりに、遅くまで後輩と練習をしている姿を何度も見たことがあります。渡部君が試合で活躍すると、本当に嬉しいです。

新井…1番私の心の支えになってくれた人です。女2人ということで、いろいろと勘繰られるのですが、仕事仲間としても、友達としても、新井さんは本当に大切で尊敬できる存在です。

 

こんな同期に恵まれて私は幸せです。
私は、彼らの練習を手伝う時間が大好きです。練習終わりに、たわいもない話で笑う時間が大好きです。試合で輝いている瞬間を見るのが大好きです。
そんな時間が、私のマネージャーとしての原動力であったり、辛いときの支えになっています。

しかも、硬式野球部には、私たちを支えて下さる監督・コーチと、素敵な後輩たちもいます。
1部に昇格し、皆の最高に輝いている顔が見たい。そのために、私は、自分ができる精一杯のサポートをしていきたいです。

 

最後になりましたが、いつも応援してくださっている皆様、本当にありがとうございます。
これからも東京学芸大学硬式野球部の応援をよろしくお願い致します!

次回は、石塚啓太(4年/旭野)です。


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