こんばんは。本日のオープン戦、対明治学院大学の試合結果をご報告致します。
〈スコア〉
学芸大|000 021 000|3
明治学院大|048 002 10×|15
〈メンバー〉
1.(中)市原
2.(三)片寄→(三)茅野(7裏)
3.(指)迫田→(打)大友(8表)
4.(一)武者→(打→一)村田(8表→9裏)
5.(右)芝→(右)成田(6裏)
6.(左)大宮→(左)勝木(5裏)
7.(ニ)高山→(ニ)安納(6裏)
8.(捕)今
9.(遊)相良→(遊)石井(7裏)
投.木之下(2回)→大音(3回)→堀越(2回)→登坂(1回)
杏林大学との熱戦から早1週間。本日は新チームが始動してから初めてのオープン戦でした。
4年生が引退し、守備・攻撃の主軸が抜けたという不安があるものの、これからのオープン戦は今まで試合起用の少なかった選手にとって自分の今の実力を確認し、自分をアピールする絶好の機会でもあります。
そんな中、本日先発投手に抜擢された木之下(3年/石神井)のひさしぶりの登板に、チームメイトの期待も高まります。
木之下(3年/石神井)
初回を三者凡退で抑え、立ち上がりよくスタートした木之下でしたが2回裏。投球がバラつき2死2,3塁のピンチを迎えます。2ストライクまで追い込んだ5球目、相手打者の打球はレフト頭上を超える左適時二塁打となり先制を許します。その後も四球と失策が絡みこの回4失点。ベンチのボルテージが下がっていくのを感じました。
次の攻撃も三者凡退に終わり、悪い流れを立ちきれないまま迎えた3回裏。ボール先行の投球になり無死満塁でピンチを迎えます。ここで踏ん張り切りたい木之下でしたが結果は四球。その後も失点が続き、無死満塁でマウンドを降ります。後を受けた大音(2年/春日部)。なんとか最小失点で切り抜けたい場面でしたが、被安打2本と自らの暴投、与四球2でさらに4点を失います。
なんとか取り返したい学芸。先頭は秋季リーグ共栄大戦・都立大戦で大活躍し調子の上がってきている新チーム主将市原(3年/市立川越)。2B2Sからの変化球を中前へ運び塁に出ると、続く片寄(3年/磐城)も四球を選び無死1,2塁のチャンスを生み出します。しかし、後続打線が機能しきれず無得点に終わります。
左:片寄(3年/磐城)
右:安納(3年/工学院大学附属)
立ち上がりがうまく行かなかった継投大音でしたが、その後はランナーを出しながらも打たせてとる尻上りの好投を魅せ、4,5回を無失点に封じ込めます。
投手陣を攻撃で援護したい学芸打線。大宮(3年/御殿場南)、今(3年/青森)が四球を選び1死1,2塁のチャンスを作ると続く相良(3年/拓殖大学第一)の打球は二遊間を抜けて1死満塁に。ここで打席に立った市原は抜群のバッティングセンスで左前適時打を放ち2点を追加。このまま勢い付きたい学芸ですが、またもや後続が打ちとられ追加点を得ることができません。
今(3年/青森)
6回からマウンドに立った堀越(3年/城北埼玉)。先頭から左本塁打を浴びたものの、堂々としたピッチングで最小失点で切り抜けます。その後もランナーを塁に置きながら安定した投球を魅せました。
後を託された登坂(1年/高崎経済大学付属)は危なげない投球で8回を無失点に抑え、野手の援護を待ちます。しかし9回表、なんとか点が欲しい学芸でしたが、代わってマウンドに上がった左投手の球にあわせることができず、3-15という大差をつけられての負け試合となりました。
清田(学生コーチ3年/小松川)
試合後のミーティングでは投手陣がストライク先行の投球ができないこと、それを野手がバッティングで援護できなかったことが課題に挙げられました。また、その原因として記録上には見えないエラーの多さが目立つという意見もあり、守備・攻撃共に改善する必要のある部分がたくさん出ました。
大学野球の新たな戦い方を見つけて行こうという動きから、まだまだ試行錯誤しながらの試合づくりではありますが、今回の負けを新チームにとって糧にできるよう今後の試合・練習の工夫へ繋げていけるかが鍵となります。
秋季リーグ戦を終え、新チームがスタートしました。新体制となりまだまだうまく噛み合わない部分はありますが、秋冬のオープン戦・練習を通して前チームを超える野球を作りあげ、来春の2部リーグ戦優勝・1部昇格を目指して努力して参ります。
皆様の温かい応援・ご声援が大変励みになります。今後も新体制となった東京学芸大学硬式野球部を応援していただけますと幸いです。
☆次の試合予定☆
11/21(日) PB12:00予定
VS鶴見大学
※原則無観客試合
(2年マネージャー/後藤 萌音)