R4.5.7 春季リーグ vs淑徳大学埼玉②

こんにちは。
昨日の春季リーグ戦、対淑徳大学埼玉の試合結果をご報告致します。

〈スコア〉
東京学芸|040 200 120|9
淑徳埼玉|102 000 000|3

〈メンバー〉
1.(中)市原
2.(左)萩原
3.(指)迫田
4.(遊)西脇
5.(捕)三谷
6.(右)芝
7.(一)武者
8.(三)金子→(三)片寄(9裏)
9.(二)濵口→(打)岩切(9表)→(二)石井(9裏)
投.大音(7回)→伊藤(2回)

2勝1敗で迎えた本日の試合。2巡目となり、お互いに手の内が分かっている中での対戦となり、投手野手ともに早い段階での対応力が求められます。

先攻の東京学芸。先制を許した学芸打線は、2回。一死から本日リーグ戦2度目のスタメンとなったルーキー金子(1年/静岡市立)が相手の失策で出塁すると、初スタメンとなる濵口(1年/小山台)がフルカウントから上手くタイミングを合わせて左中間へ運び、1年生二人で一死二三塁と絶好のチャンスを演出します。続く打者は主将市原(4年/市立川越)。カウントを整え迎えた5球目。振り抜いた打球はバックホーム体制だった相手野手のミスを誘い、その間に金子が生還。1点を返します。さらに市原が俊足を生かし盗塁成功。なおも一死二三塁のチャンスで打席に立ったのは、萩原(3年/狭山ヶ丘)。その2球目。引っ張った打球は右線に落ち、悠々と2人が生還。打った萩原も三塁へ進み、ベース上で高々とガッツポーズを掲げます。その後相手のミスの間に萩原が生還し、この回一挙4得点。逆転に成功します。

濵口 隼(1年/小山台)
萩原 大貴(3年/狭山ヶ丘)

一方、東京学芸の本日の先発は大音(3年/春日部)。初回こそ連打と四球で先制点を与えてしまったものの、その後は二つの三振を奪うなど、落ち着いた投球を見せます。2回にもさらに二つの三振を奪い、この回を三者凡退で抑え、まずまずの立ち上がりを見せます。

追加点が欲しい東京学芸は、4回。トップに戻り、先頭の市原が巧みに左前へ安打を放ち出塁すると、続く萩原が鮮やかにバントヒットを決め、無死一三塁とチャンスを広げます。さらに萩原が盗塁を決め二三塁とすると、続く打者は迫田(2年/春日部共栄)。1ボールからの2球目。振り抜いた打球はするどく三遊間を破り、その間に市原が生還。1点を追加すると、さらに4番の西脇(4年/小山台)もしぶとく中前にボールを運び、萩原が生還。クリーンナップの活躍でこの回2点を加え、大音を援護します。

先発の大音はその後もマウンドに立ち続けます。3回に長打と死球で出塁を許すと、2度の内野ゴロの間にそれぞれ失点を許しますが、要所要所を締め、その後は得点を許しません。大音をリードする捕手三谷(4年/下妻第一)の盗塁刺など味方の守備にも助けられながら7回を投げて3失点。先発として十分な役目を果たし、マウンドを降ります。

その後、7回には先頭の芝(3年/松山東)の三塁打、続く武者(3年/小松川)の犠飛で1点を追加。8回には迫田のこの日2本目の安打、西脇の3本目となる二塁打などで2点を追加し、東京学芸打線はじわじわと点差を広げていきます。

西脇 宗孝(4年/小山台)

一方の守備、大音に代わり8回のマウンドに上がったのは、伊藤(2年/小山台)。公式戦のマウンドにも慣れてきた2年目の左腕は、伸びのあるストレートで相手打線を圧倒していきます。8回は先頭打者から三振を奪うなど、見事三者凡退。そして最終回。雄叫びをあげながら打たせて取るピッチングを見せ、最後の打者をファーストゴロに打ち取り試合終了。最終スコア9対3で勝利いたしました。

市原 智也(4年/市立川越)・濵口 隼(1年/小山台)

試合には勝利したものの、試合後のミーティングでは様々な課題が上がりました。特に雰囲気に関しては、初回から浮ついた落ち着かない雰囲気があったと指摘されておりました。どんな状況でも変わらずに落ち着いて打席や守備位置につくためには、自分に求められていることを把握し、やるべきことを整理することが必要であると感じます。自分の”仕事”が何なのかを考え、決めたらそれに集中する。意識の持ち方を少しずつ変化させていきたいと思います。
また技術面ではライナーで戻りきれずアウトになるなど、もったいないミスが多々見られました。1点勝負の際にはこのようなプレーは命取りとなります。チームの決まり事として徹底し、一つずつ減らしていけるよう努力いたします。守備では、スタメンに1年生が2人名を連ね、いつもと違う布陣でも無失策で試合を乗り切るなど守備力の向上を感じております。あとはポジショニングについて出ている選手、ベンチともに連携をはかり声掛けを行い、1点でも少なく抑え、投手を助けられるよう努めてまいります。

試合を重ねるごとに上手くなるという目標の通り、チームのスタイルが徐々に確立しているように感じます。次戦も勝ち星を上げられるよう、チーム一同励んで参りますので、応援の程宜しくお願いいたします。

☆次の試合☆
【対戦相手】高千穂大学【対戦日時】5/8(日)12:30PB【試合会場】東洋学園大学流山グラウンド

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