最後の春に向けて⑨守屋樹 ー重圧と真価ー

4年生が最後の春季リーグへ向けて想いを綴る「最後の春に向けて」
本日は、守屋樹(市立浦和)です。
ぜひ、最後までご覧ください!

A類情報教育選修4年守屋樹です。まず、日々私達東京学芸大学硬式野球部の活動にご支援・ご協力頂き大変ありがとうございます。高校3年生のあの時から浪人を挟んで大学3年生の今日まで5年間欠かさず最後の春ブログ・引退メッセージを読んでいた私が、このブログを担当するということになった時、ついに学生生活最後の野球をする年になってしまったのだという驚きと共に、少しずつ最高学年としての自覚が芽生えてきます。

ちょっとこの3年間を振り返ってみようと思います。実は私1年浪人していて、現役の時は先日卒業された先輩方と一緒に保体科を受験しました。試験内容の1つに同じ受験生の投球をブルペンで受けることがありました。そのブルペンに立つのは、そう。一條大先輩(R6卒)だったのです。一條さんから放たれる140km/h近いストレートは私のミットをかすめることなく後ろのネットに突き刺さっていきました。その日の帰りのバスで予備校を探していたのを思い出します。一條さん、その節は大変失礼しました。

1年後、無事学芸に合格しやっと野球ができると、志高く野球部に入部しました。入部すると、同じ学科で春日部共栄出身イケメンエリートキャッチャー迫田(4年)と、恋するものは野球と野球と野球とアニメ寺田(4年/南山)が同じ捕手として入部、なんと一條大先輩の球を普通に取っているではないか、、、!そんな形で私の大学野球が始まりました。

1年秋の1部でのリーグ戦vs流通経済大学戦に一度だけ打席に立たせてもらいましたがメジャーに出てくるマードック級(中村(3年/長野)よ、伝われ、、、。)の世紀の大型扇風機三振、さらに2年春のOP戦vs駒澤大学戦での2打席連続三振をくらい、このままではダメだと思いスイング改造に取り組むも、2年生の間、全く納得いくものが残せませんでした。正直大学2年の1年間は闇に封印したいくらいです。特に2年秋はベンチ入りしても役目はブルペン捕手で、試合で何が起こったか全くわからないくらいブルペンに居続けました。唯一の役目は投手を気持ちよく送り出すことです。そんなときに一昨年度卒業され背番号22を渡して下さった三谷大先輩(R5卒)を始め、茅野大先輩(R5卒)や西脇大先輩(R5卒)に声を掛けて頂き、様々なことを教わりました。お三方その節はありがとうございました。その教えもあってか、3年秋はわずかながら結果を残すことが出来ました。とはいっても長らくレギュラーを張るキャプテン石井(4年/札幌新川)や迫田、エース伊藤(4年/小山台)には到底かないませんが、、、、。


私には『紅白戦の男』という別名があります。対外試合では緊張に緊張を重ねた結果、紅白戦のように自分自身納得のいく結果を出すことが出来ていません。対外試合のなかで胸を張れるのは、昨夏のOP戦対鶴見大学戦でのホームランです。まぁ、打席中に雨が強まり、その後私が打った直後雨天ノーゲームになったので誰も知らないでしょう。記録に残っていませんから(笑)。情報通からの情報によると私の打席の前でカメラが雨で故障してしまったそうです。私らしいですね。両者共通するのは紅白戦もホームランも記録には残りませんが、記憶として残っているものと思います。ということで残りのシーズンの目標は『記憶にも記録にも残る成績を収めること』です。


また、リーグ戦当日にユニフォームを忘れた伊藤に余っていた私のユニフォームを川通球場まで届けてくれたお父さん、絶望的な量の洗濯物を干してくれたり豪華な食事を作ってくれたりしているお母さん、どこへ行っても守屋2世と言われる妹、日々たくさんのご迷惑をお掛けしています。最後の1年なので是非是非グラウンドに足を運んで、登場曲BOOWY/Draemin’に乗せた私の最後の飛躍を見に来て下さると嬉しいです。長々とお付き合い頂きありがとうございました。皆様、引き続き応援の程、宜しくお願い致します。

最後に今いる4年生全員が笑って秋まで過ごせますように、、、。


次回の「最後の春に向けて」は、副主将の迫田翔太(春日部共栄)です!
ぜひ、ご覧ください!


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