最後の春に向けて-学芸での成長- 小谷野和之

新4年A類数学科の小谷野和之です。

僕の出身校は、日本大学第三高等学校です。野球に携わる人なら知っている高校だと思います。しかし、僕自身はそんなに野球が上手いわけではなく、最後の夏は記録員でした。大学進学時、周りの仲間が野球を続けるから自分も負けたくない、同じ舞台に立っていたいという気持ちで迷わず野球部に入部しました。

入部した時は、正直緩い雰囲気で練習しているなと感じました。当時の僕はその雰囲気が嫌いで、どうにか打破したいと思い、練習の準備や片付けを率先してやったり、人一倍練習するためにグラウンドに1番早くに行って1番遅くまで残ったり、全体練習で馬鹿みたいに大声を出したりしてもがきました。

しかし、高校での試合経験がほとんどない(おそらく学芸の野球部で1番少ない)僕は、試合で思うような結果を出すことはできませんでした。また、自分なりに練習に真面目に取り組んでいることに対して、「何で自分のことばっかしかしない先輩のために真面目に準備とか片付けをしてるんだ?何で大声を出して頑張ってるんだ?俺ってチームで浮いている存在なのか?」と考え出し、孤独感を感じるようになりました。

何をやっても結果は出ないし、練習では孤独だしという負のスパイラルに陥り、いつしか「結果が出てない俺が言っても何の意味もない」という心情から思ったことを言わなくなりました。

そんな状況の中、チームは2部リーグで優勝し、駿河台との入替戦を制して一部昇格を果たしました。スタンドにいた僕は正直悔しかったです。僕はグラウンドにいる人より練習に真面目に取り組んだはずだ、誰よりもバットを振ったはずだ、でも結果は出ない。僕のやってきたことが全て否定されたような気がしました。この悔しさから、その日の夜の祝勝会にも行かず、グラウンドで1人で泣きながらバットを振っていました。この夜は一生忘れない夜になると思います。

そんな中、ある人の言葉が僕を勇気づけてくれました。それは野球部の一つ上の先輩の森田剛史さんです。森田さんは夜遅くまで一緒に練習してくれたり、たくさん奢ってくれたりしました。学科の先輩でもあるため、学校生活でも大変お世話になりました(お世話をする場面も幾度かあったが笑)。そんな森田さんが引退するときのブログで、期待する後輩に僕の名前を挙げてくれました。

僕のことを見てくれてる人がいる、僕のことを応援してくれる人がいる、そう思うと言葉にならない感情が込み上げてきました。

これまで自分の殻にこもっていた僕が、森田さんのメッセージをきっかけに、チームの勝利のために尽くそう、チームの欠かせない存在になろうと思うようになりました。また、初心に返って緩い雰囲気の練習を打破して、勝てるチームの雰囲気を作っていこうと改めて思うようになりました。この気持ちの変化から今は監督やチームメイトと積極的コミュニケーションをとるようになったり、チームのミーティングでも自分が出来る出来ないに関わらず思ったことを言うようになったりと変わることができたと思います。

最近のオープン戦では、監督からたくさんのチャンスをいただいています。鹿児島合宿では好調だったものの、東京に戻ってきて結果がなかなか出なくて、打ったり打たなかったりと調子の波が安定しない日々が続いていますが、自分の調子を向上させながら、自分の結果よりチームの勝利にこだわって春のリーグ戦を勝ち抜きたいと思います!

森田さん、応援よろしくお願いします!!


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