学芸大学に合格しようプロジェクト2019 理科

こんにちは。本日は、中等教育教員養成課程理科専攻(B類理科)の情報をご紹介します!

このサイトに掲載されている情報は、全て個人から聞いたものであり、東京学芸大学の公式の情報ではありません。また、受験様式が変更されている場合もございます。その点をあらかじめご了承の上、受験勉強の参考にしていただければと思います。

<中等教育教員養成課程理科専攻(B類理科)>

〇B類理科を選んだ理由
高校の教師になりたくて、物理が一番得意で好きだったから。

〇 B類理科の特色
・どんなことを学ぶのか
 中学、高校の理科の教師になるための勉強をします。そのため、割と専門性の高い理科を学びます。1.2年生の時は物化生地全てを学んで、3年生からそれぞれの専門の科目に移ります。もちろん教職系の科目もあります。

・人数比
 自分の代は男子25人、女子20人です。例年はもう少し男子の比率が高いみたいです。

・取得できる免許
 理科の中高免は普通に過ごせば取れます。まれに小免もとる人もいますが、B類で小免をとるよりA類で中高免をとる方が楽みたいです。

・学科の様子
 体育会系から文化系の人まで幅広くいるので、それぞれ気の合う人たちでまとまって授業を受けたり、ご飯を食べたりします。男女の仲は結構いいと思います。授業と遊びのメリハリがしっかりしています。教員志望じゃない人も意外といます。

・授業内容
 最大の特徴は1年生の時、週に3時間×2日実験があることです。終われば早く帰れることもあれば、終わらずに夜までかかる人います。テキパキやることの大切さを実感します。

・忙しさ
 物化生地の実験全てでレポートが毎回あるわけではないですが、レポートが課された週はみんなそれに時間を費やします。これも、コツコツとやればそこまで苦にはならないですが、前日にやろうとしてオールする羽目になる人もいます。この実験のせいで1年生の時は忙しいと思います。

〇 受験対策
・二次試験
 受験科目は物化生地の中から、発展1つとこれと異なる基礎1つで、A類は400点、B類は1000点、これにセンターの900点を足した点数で合否が決まります。なので、A類はセンターの方が大事でB類は二次試験もかなり大事だといえます。一問で数十点の差が出ることもあるので普通に逆転が起きます。基本的に標準ぐらいのレベルの問題だと思います。配点も大きいのでいかに標準問題を落とさないかが大事だと思います。120分で理科2科目を解くので時間配分も大切になってくるので、基礎に何分、発展に何分時間を割くとかの練習を過去問でやっておくといいと思います。過去問を何年も解くと傾向に慣れてくるので、演習を積むのは大事です。
また、理科には後期もあり、面接での400点にセンターの900点を足した点数で合否が決まります。面接の点数は6割、7割といったように決められていると思います。

〇試験前日までに気を付けたこと
 自分は過去問を解いて、それを自分で添削して間違えたこところにコメントを付けておいたのを試験当日もっていって見返すことで同じ間違いをしないようにしました。このようなお守りみたいなのがあると平常心で試験に臨めると思います。

〇 試験当日困ったこと
みんな書いてると思いますが、朝一で中央線が止まって大変でした。交通機関の情報には、当日は特に神経質になった方がいいと思います。あと、試験会場で隣に座っていた人の貧乏ゆすりが凄まじく、独り言も言うので全然集中できませんでした。また、その人と受験科目が同じで、絶対こいつより早く解いてやるとか余計なことを考えてしまいました。おかげで自分は前期は落ち、何とか後期で合格しました。彼も前期は落ちて後期で受かったようで、今ではなんと同じ野球部の仲間として頑張っています。とにかく、集中して自分の力を出し切ることが合格への近道だと思います。

〇 受験生に一言
センターが終わって一喜一憂しないこと!二次試験で50人抜きぐらいして受かる人もいるし、センター9割でも落ちる人がいます。だから試験が終わるまで全力で頑張りましょう!努力すれば受かるわけじゃなく実力がある人が受かるけど、実力をつけるためには努力するしかないから、合格する強い気持ちをもって頑張ってください!何か質問等あれば気軽に聞いてください。学芸大で会える日を楽しみにしています。

 

A類理科については昨年のページを参考にしてください!

学芸大学に合格しようプロジェクト2018 理科

 

ご質問等はTwitter、ブログのコメント欄までお気軽にどうぞ‼

 

 


3件のコメント

  1. 学芸大の前期に受かっていなかったら後期で受けようと思ってるものです。
    面接の口頭試問では具体的にどのようなものが聞かれるのでしょうか。
    科目は生物です。よろしくお願いします。

    1. ボブ 様
      前期入試、本当にお疲れ様でした。
      この度はご連絡頂き、誠にありがとうございます。
      後期入試についても、受験される可能性があるとのことでしたが、本学のA・B類理科の者より以下のアドバイスをもらいましたので、後期入試までの面接対策に活かして頂ければ幸いです。


      物理科ではありますが、後期試験についてアドバイスです。
      聞かれたのは
      ・志望理由
      ・身近な理科の現象
      ・その中で挙げた虹についての説明
      ・大学でやりたいこと
      ・学芸のいいところ
      ・印象に残っている物理実験についても聞かれました(物理選択だから)
      でした。
      志望理由では、教員になりたいこと、理科がおもしろいと思ってること、みんなが教員を目指してる環境がいいと思っていること、の3つをあげたので、それに沿って聞かれた感じでした。
      思っていることなどを、その場できちんと言えるような練習が必要になると思います!


      面接官「まず、今までで1番心に残っている実験はなんですか?」
      受験生「〇〇の実験です。」
      面接官「では、〇〇の実験で行う××という操作についてですが、その操作を行う意味は何だと思いますか?」
      話している内容に、面接官から突っ込まれる形で話が進んでいく感じでした。


      ・志望理由(なぜ学芸大なのか、なぜB類なのか、なぜ理科なのかそれぞれについて答えて)
      ・口頭試問1:なぜ水は固体になると体積が増えるのか
      ・専攻したい分野(物化生地どれか)
      ・生物のどの分野がやりたいのか
      ・口頭試問2:呼吸の回路は何?
      ……あとは忘れてしまったな、、そんなものだったかも。
      口頭試問1について、私が理科教育を目指した理由に、水の電気分解の例を挙げたから聞かれた。うまく答えられなかったけど、「そんないじめてるわけじゃないから緊張しないで笑」って言われて終わりました。
      口頭試問2について、元気よくカルビン・ベンソン回路と答えて慌てて修正しました、後がないからね、緊張してたんですよね…。修正したらなんとかなりました◎
      あんまり生物学教室について知らなくて、分子生物学やりたいって言ったんだけど、研究室が1箇所しかなかったから危険だった。
      意外と教育より理科寄りのことを聞かれた。教育についてめっちゃ考えて望んだから微妙な出来だったけど、教授は教育やってる人ばっかりじゃないから納得できました。


      まず、部屋に入るときとか超大きい声で失礼しますとかおはようございますとかよろしくお願いしますって言った、挨拶と礼儀がめっちゃ見られるのね。
      で最初に志望動機聞かれて、私は実際に高校に学芸卒の先生がいたからその人の授業みてとか、
      きっかけとか、オープンキャンパスで学芸しかない環境(自然が豊かとか、附属の小学校がある(ここはBなら中学かな))
      とか生物勉強したいみたいなこと言った。
      理科のどんな授業が印象に残ってるか聞かれたから、ここで無難に答えてもいいと思うけど私はあえて変わった授業を言って、わざと教授に突っ込ませてそこから話を深めていった(電池とかプロペラとか石とかでエネルギーの変化みたみたいな)
      あとは口頭諮問で、
      サクラは春に咲く、キクは秋に咲く、なぜ?みたいなものもあった。
      これはたまたま教授が生物科の先生だったから聞かれた!
      学芸卒の先輩の先生いわく、言いたいことを覚えてきてる、みたいな感じじゃなくて本当に自分の言葉でハキハキと喋るのが大事だと思う、私口頭試問ちょっと言い残したことあったけど満点いただけた。だから残り2週間自分のしたいこととか、考えてることとかを整理して、本番は笑顔でハキハキと喋って、思いを伝えるのが1番大事だと思う!
      A類受験だったら、小学生は人格形成に最も関わる時期だから、自分がA類になぜいきたいかを考えてみるとか、理科は指導要領にたしかアクティブラーニングが加わった?のかな(ちょっと曖昧だけど)
      今の小学生の学習指導要領とかに目を通してみて、自分が描く理想の教員像を作っておくと良いかも!
      面接官によって、理科寄りのことを聞かれるか、教育的なことを聞かれるかは偏る可能性があるかな。両方準備していれば、安心して面接に望めると思います!


      学芸大の後期試験は、面接の比重が大きいです。ですので、巻き返しも十分に可能です。
      まず、面接カードの記入について。(今は無い可能性がありますが)私が受験した時には、出願時に志望理由書のような面接カードの提出がありました。全ての項目に対して、これでもかというくらい、全力で記憶を思い出して、書けることは全て書いて埋めた記憶があります。教育についてのことも、それ以外に部活や研修など教育以外のことも書きました。
      次、面接対策について。
      過去の質問傾向を参考にして、いくつかのテーマを絞り、その答えを考えておきました。また、それだけでなくその答えの根本となる自分の考えをまとめて、人間としての自分を見てもらえるようにしようと、考えました。面接練習は、高校の先生にお願いして何度も練習しました。色々な先生に面接練習をお願いすることをお勧めします。
      また、友達とやるよりかは、現職の高校の先生とやる方が、教育大を受験するということもあり、二重の意味で良いかと思います。
      あらかじめ考えておいた答えとしては、
      ・志望理由(なぜ学芸か、なぜA・B類か、なぜ理科か)
      ・将来の夢
      ・大学で学びたいこと
      ・理科の科目で好きなもの、印象に残っているもの
      ・最近気になるニュース(科学、生物学、教育、いじめ、体罰など)
      ・現在、教育現場で抱える問題について
      ・部活について
      ・SSHの活動について
      ・理科離れについて自分が思こと
      また、根本となる自分の考えを形成するためにしたことは、
      ・読書
      ・文科省のHPを見てみる
      ・高校の理科の先生とたくさん話す
      ・今までの理科の授業で疑問だったことを書き出す

      以上になります。
      前期・後期ともに、硬式野球部一同、合格を祈念しております。
      晴れてご入学した際には、硬式野球部の入部をご検討して頂ければ幸いです。
      それでは、後期入試までどうか体調にお気をつけて、頑張って下さい。

      東京学芸大学硬式野球部
      マネージャー 石井亮丞

  2. 東京学芸大学中等理科志望の高校3年です。
    聞きたいことは4つあります。
    ひとつは、センター試験の過去問はいつくらいから解いていらっしゃいましたか?
    2つ目は、2次の対策としての問題集を何を解いていましたか?
    3つ目は過去問を本格的に解き始めたのはいつくらいですか?
    最後は滑り止めとして私立大学はどこと受けましたか?

コメントはこちらから

メールアドレスが公開されることはありません。

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)