こんにちは。本日は、初等教育教員養成課程保健体育選修(A類保健体育)・中等教育教員養成課程保健体育専攻(B類保健体育)の情報をご紹介します!
このサイトに掲載されている情報は、全て個人から聞いたものであり、東京学芸大学の公式の情報ではありません。また、受験様式が変更されている場合もございます。その点をあらかじめご了承の上、受験勉強の参考にしていただければと思います。
〈初等教育教員養成課程保健体育選修(A類保健体育)〉(現役)
○A類保健体育を選んだ理由
高校保健体育の免許と小学校の免許を取得したかったからです。
もちろんB類保健体育科という選択肢もありましたが、面接が試験内容にあるA類保健体育科のほうが、受かりやすいと思ったからです。
○A類保健体育の特色
・どんなことを学ぶのか
メインは小学校の免許を取ることです。そのために必要な教育科目や、その中でも体育をメインとした実技を学びます。
・人数比
男女比はほぼ1対1です。
・取得できる免許
小学校の免許を取ることが最優先で、それにプラスしていくつか授業を取れば中高体育の免許も取れます。ほぼみんな両方取るので中高免が欲しい人も安心だと思います。
・学科の様子
みんな明るく楽しい学科です。また同じような目標や考えを持っている人が多いため、明るく楽しいだけでなく、教育について語り合える仲間もいます。
・授業内容
他の学科よりはやはり体育実技の授業が多いです。運動好きにはぴったりだと思います。
・忙しさ
みんな一緒なので忙しさはあまり感じませんが、余裕があれば英検二級は取っておいたほうがいいと思います。僕は英語の授業を受けていますが、英検もってるから英語の授業免除という人もかなりいます。
○受験対策
二次試験は自分の専門種目ともうひとつ副種目をやります。僕の場合は野球とハードルで受けました。ハードルもそこまで高くないので、少し練習すれば簡単に行けると思います。二次試験で1番点数に差が出るのは、面接です。A類保健体育は小学校がメインということを忘れないでください。中高免はB類保健体育でとれてしまいます。
○試験前日までに気をつけたこと
運動不足にならないようにすること。
○試験当日困ったこと
当日とても寒かったこと。
○受験生に一言
東京学芸大にはきっと自分に合う仲間がいっぱいいます。今はつらいかもしれませんが、最後にどれだけ頑張れるかで変わります。合格を目指して頑張ってください。
<初等教育教員養成課程保健体育選修(A類保健体育)>(浪人)
○A類保健体育を選んだ理由
教員免許が欲しくて体育やスポーツ系のことにも興味があったから
○A類保健体育の特色
・どんなことを学ぶのか
1.2年次は体育、スポーツに関することが多い。教員の勉強もする。3年次は小学校教員の免許取得のために様々な科目について学ぶ。
・人数比
大体1:1
・取得できる免許
小学校免許、保健体育の中高免
・学科の様子
基本的に男女関係なく仲が良い
・どんな授業があるのか
実技系の授業が多くて楽しいです!
・忙しさ
ジャージ登校が許される良い学科です!
○受験対策
自宅浪人をしてたので自分でペースを作るのが大変でした!
実技より面接が大事だと思っていたので面接の対策をひたすらやりました!
○試験前日までに気をつけたこと ひたすら面接の対策をしました!あとは鈍ってた体を戻すようにしました。
○試験当日困ったこと
中央線が止まって焦りました。また、寒いので防寒具は持ってきたほうがいいです。
○受験生に一言
ラストスパート頑張ってください!
〈中等教育教員養成課程保健体育専攻(B類保健体育)〉
○B類保健体育を選んだ理由
中高の保健体育の教員免許が欲しくて、この学科が1番取りやすいからです。初等でも取れますが、自分が受験生の時はそんなことは知りませんでした。中高の免許が欲しいならこの学科にするべきです。
○B類保健体育の特色
・どんなことを学ぶのか
体育の実技はもちろん、体育の歴史や教員として必要な教養、身体の動きや筋肉、骨格など幅広く学べます。
・人数比
男子14女子8です。一個上は男子11女子9なので基本はちょっと男子が多いです。
・取得できる免許
主免は中高の保健体育、副免は初等の保健体育やその他もろもろです。
・学科の様子
初等より人数が少ないのでみんな仲いいです。特に男女の隔たりがないので男女仲良く実技など取り組んでいます。人数が少ない分初等と違ってグループに別れたりしないのでとてもいいと思います。
・授業内容
先程も言いましたが基本的な教養に加え、筋肉や骨格、自分で選択すれば栄養についても学べる授業があります。スポーツ系の分野に興味があるならとても楽しく身になる授業がたくさんあります。
・忙しさ
初等に入って中高免を取ろうとすると3年の時に授業を多く取らなければなりませんが、中等なら3年から4年は授業が少なくなるのでとても楽だと思います。1、2年のあいだもほかの学科に比べてレポートやテストは少ない方なので忙しさはそこまででは無いと思います。中高免を取るならまじでおすすめです。初等に妥協しないほうがいいです。
○受験対策
二次試験は初等に比べて野球しかないので、ハードルや面接で差をつけることが出来ない分、野球だけやっていればよかったのでいいと思います。同じ野球で受験して自動車学校に通いながら練習して受かったやつもいますが、自分はセンター試験が終わった次の日から午前中からグラウンドを借りてなまった体を動かすためにランニングやダッシュ、置きTやマシンなどして、午後からの部活に一緒に参加させていただきました。久しぶりに野球ができて楽しかったです。体力よりも体のキレや感覚を取り戻す意識で取り組めばいいと思います。
○試験前日までに気をつけたこと
センター試験が終わって勉強が終わりますが、ほかの二次試験組はセンターの結果がシビアな中また勉強しないといけないので割とピリピリしてます。はしゃぎ過ぎないようにしましょう。
○試験当日困ったこと
中央線が止まったことです。朝早く起きてニュースを見たら中央線が止まっていて、時間には間に合いましたが割と焦ったので事前に止まった時の路線も確認しておきましょう。あと知り合いが誰もいないのでひとりな感じがしますが、わざわざその場で仲良くしようとする必要は無いと思います。だってそいつが受かるかどうかわかんないから。友達を増やすより自分の体を気にしましょう。
○受験生に一言
あとすこしで夢のような生活が待っているので最後まで頑張ってください。中等に来たら僕がおごってあげます。初等に行ったらおごってあげません。
また他にも、中高体育科の免許を取得できる学科としてE類生涯スポーツコースがあります。こちらは昨年度のページを参考にしてください!
詳しい対策方法やご質問等はTwitter、ブログのコメント欄にどうぞ!
B類保健体育を野球で受験するのを考えている者です。質問をしたいのですが、例年の受験生の実技の競技レベルや実績はどの程度のものなのでしょうか?また、入試では共通テスト(センター)と二次の実技ではどちらで差がつきやすいのでしょうか?
お返事頂ければ幸いです、よろしくお願いいたします。
高井様
こんにちは。頂いたご質問に、B類保健体育科に所属する大宮という部員がお答え致します。以下、回答です。
実績やレベルについては幅が広く、有名校からも来れば、自分のような10年連続夏大初戦敗退中のような弱小校まで色々な高校から来るので、実績について心配することはありません。
センターと実技の割合は、完全にセンター次第と言って過言では無いです。センターでボーダーだけど実技で頑張れば逆転できると言った考えは捨てた方が良いです。野球の実技ではまず満点は取れません。だいたい7割と聞きます。そしてそれも先程の有名校から弱小の選手までそれほど実技で差がつくことは無いです。普通に野球をすれば7割取れて、上手くやってもあまり加点はされません。ですから完全にセンター勝負です。センターで20点多く取った方が確実に差がつきます。勉強頑張ってください。
以上になります。
ただし、今年度から共通テストに変更になったことにより、本学の入試の実施要項が変更になる可能性があることを念頭においてください。また、この回答は東京学芸大学公式のものではなく、あくまでも個人の意見です。参考程度にして頂ければと思います。
合格を祈念しております。頑張ってください!
回答ありがとうございます、大変為になりました!頑張ります!