こんにちは。本日は初等教育教員養成課程学校教育選修(A類学校教育)、初等教育教員養成課程国際教育選修(A類国際教育)について紹介します!
<初等教育教員養成課程学校教育選修(A類学校教育)>
○どうしてこの学科を選んだのか
特定の科目ではなく広く教育について学びたかったから。
○自分の学科の特色
・どんなことを学ぶのか
特定の科目ではなく、教育学をメインに学びます。3年生になると教育哲学、教育方法学、教育社会学、教育経営学、教育史の5領域の中から1つ選びさらに専門的に学んでいきます。1、2年のうちは教育学の基礎や教養的なことを学ぶことが多いです。
・人数比
今年は男子7人、女子15人です。どの学年を見ても女子の方が多いです。
・取得できる免許
卒業のために必須な小学校免許の他に、副免として国英社の中高免、幼稚園教諭、特別支援教諭の免許も授業を組めば取ることができます。でも他学科の授業を取らなければならないので授業はかなりつめつめになります。
・学科の様子
人数が少ないのでとにかく仲がいいです。
・どんな授業があるのか
広く教育について学ぶため、いい意味で授業っぽくない授業がたくさんあります。例えば、自分たちで修学旅行を企画して実際に行ってみたりとか。その他にも現在の教育についてや、ある文献を読んでそれについて議論するというような授業もあります。
・忙しさ
副免をとっていなければ全然忙しくありません。
○受験対策
小論文は得点差があまりつかないためほぼセンターで決まると言われがちですが、そんなことはありません。私も昨年このように言われ、諦めそうになったのですが、小論文を攻略したおかげで今に至ります。
小論文の対策はセンター明けから始めました。小論文の書き方なる参考書を2冊ほど買い、また図書館でも借りて書き方から学びました。分かってきたらまずは時間を計らず、書きたいことをどのような構成で述べるのか、ということを自分の頭の中で考えながらやってみました。できるようになってきたら時間を計り、時間内でどのくらいできるのかを見て時間配分を考え、どんどん繰り返しやっていきました。学芸だけでなく、他大学の小論文を解いてみたりもしました。また、小論文で1番大切なのが添削をしてもらうことです。自分からしたらいい出来だと思っていても周りからみたらどうなのかというのを知ることができ、それを踏まえ修正していきます。私は高校の国語科の先生にお願いして見てもらっていました。また、教育について知るために様々な教育についての新書を読んだりもしました。
○試験前日までに気をつけたこと
とにかくインフルエンザにならないように気をつけました。手洗いうがい大事です!
○試験当日困ったこと
電車の遅延。何も調べずとりあえず駅に向かったら遅れてて、たまたま来た電車に乗り込め、なおかつ開始時間も遅くなったためなんとかなりましたが、ちゃんと調べておく、情報収集しておくのが大切だなと実感しました。またそこで焦らない精神力も大切です。
○受験生に一言
もう十分頑張ってると思いますが、あともう一息です!本番で自分の力を最大限出せるようにできる限りの準備をしてください。みなさんが後悔無く終わることができるよう祈っています!
<初等教育教員養成課程国際教育選修(A類国際教育)>
○A類国際教育を選んだ理由
元々、英語の先生になることが夢で英語科を志望していました。ですが高校時代に留学していた友人の話を聞くにつれて「もっと他国について知りたい!」と思い、E類多文化共生とA類国際教育を受験することにしました。前期で受けたA類国際教育に合格することが出来たので、この学科にしました。
〇A類国際教育の特色
・どんなことを学ぶのか
主に海外での問題や海外と日本を比べて、どのような教育が行われているのかを学びます。ただ一言で表すと「とにかく自由」です!必修の授業は専門科目の学科と比べるとかなり少ないです。そのため自分が興味のある授業(例えば第二外国語の+αの授業など)を取ることができます!また、小学校の免許は必須ですが、社会か国語か英語の免許を取る人が主です。
・人数比
僕の学年は男子6人、女子13人と1:2の割合です。例年女子の方が多い傾向にあります。
・取得できる免許
先程も書かせていたいただきましたが、主免は小学校です。副免は社会か国語か英語です。ただ、英語の免許に関してはカリキュラムの変更があったため例年と比べてかなり取ることが厳しい状況にあります。
・学科の様子
男女ともに仲が良いと思います!女子の方が多いからといって、男子が肩身の狭い思いをしているとかは特にないです。また、基本的にまじめな人が多いです。自分の意見がある人がほとんどなので、グループワークなどは内容のある話し合いをすることができます。
・どんな授業があるのか
国際的な問題についてのディスカッションや海外の人が書いた文献の日本語訳を読んで意見の交換を行うなどの授業があります。また必修の授業ではないのですが、留学生と一緒に受けることができる授業もあります。
・忙しさ
2年の秋学期は忙しいですが、選択授業を入れなければ基本的にかなり時間があります。僕の学年では、空いている時間を使ってバイトをする人もいるし、自分の勉強(TOEICや第二外国語の検定試験など)をする人など様々です!
・注意点
「『国際教育』とあるので英語が出来るか不安」と思う人は少なくないと思います。ですが、そんなに不安に思う必要はないです!英語が出来る、出来ないは正直あまり関係ないです。というのも、英語の文献を読んだり、英語でディスカッションをしたりする授業は必修としてはないです。そのため、もちろん出来るに越したことはないのですが、英語に不安があるという方も安心して出願、受験してください!
○受験対策
・二次試験
僕は学校の先生と面接の練習をしたり、色々な本を読んだりしました。面接の練習では複数の先生方に頼み、協力して頂きました。国際教育で過去にされた質問だけでなく、他学科での質問の対策もしました。また、その際にノートに自分の意見や先生方から頂いたアドバイスや意見をまとめて見返すことが出来るようにしました。本に関しては読むだけでなく、どんな内容が書かれていたのかザックりとまとめて、それに対する自分の意見も書き出していました。また読んだ本は先生に勧められた本や、国際的な新書などを読んでいました。
○試験前日までに気をつけたこと
体調には気をつけていました。センター試験まで睡眠時間をかなり削ってしまっていたので、溜まっていた睡眠負債を返済出来るようにしていました。また、センター試験まで焦りもあって人と話す機会も少なかったので友達と会う頻度を増やしました。とにかく人と関わる機会を増やすことに重きを置いていました。
○試験当日困ったこと
電車の遅延の影響で試験時間が一時間も遅れたことです。そもそも早めに着いていたので、まとめていたノートを2度ほど見返しても時間が余ってしまっていて待っている時間がとにかくキツかったです。
○受験生に一言
正直、今年の受験倍率は去年よりも遥かに高くなるとは思います。それでも、今まで頑張ってきたことは裏切らないと思うし、皆さんの頑張りを僕は知らないけれど、努力してきたのだと思います。だから堂々と胸を張って試験に挑んでもらいたいです。4月に皆さんと会えることを楽しみに待ってます!
学校教育や学校心理、国際教育は特定の科目にとらわれず自分の興味のある分野を追求することができたり、また文系科目に限られますが副免として中高の国語、社会、英語や特別支援教諭、幼稚園教諭の免許も取得することができます。
昨年度の情報もぜひ参考にしてください!
学芸大学に合格しようプロジェクト2018 学校教育、学校心理
学芸大学に合格しようプロジェクト2018 国際教育、多文化共生
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