東京学芸大学に合格しようプロジェクト 2023 社会科②

こんにちは!
「東京学芸大学に合格しようプロジェクト」第2弾です!

東京学芸大学を志望している方、選択肢に入っている方、進路に悩んでいる方など、受験生に役立つ情報をお伝えできればと思っております。

本日は、B類 中等教育専攻社会コースの情報をご紹介します!

このサイトに掲載されている情報は、すべて個人から聞いたものであり、東京学芸大学公式の情報ではありません。また、受験様式が変更されている場合もございます。その点をあらかじめご了承の上、受験勉強の参考にしていただければと思います。

<B類 中等教育専攻社会コース>
〇学科を選んだ理由
自分の好きな社会科をみんなに楽しんでもらいたいと思い、より専門的な内容を扱える中・高の社会の先生になりたかったため。

〇学科の特色
・1年生で歴史、経済、政治、社会学、哲学、法学、社会科教育の7つの分野の基礎的な事を学び、2年生以降はそこから興味のある分野の専門に進めるので社会科を広く学べます。みんな様々な分野に興味があり、出身もまちまち(今年は東京が6人)なので話をしてみると自分が知らない話が聞けてとても面白いです。
・男女比
男子19人 女子7人 ←これでも今年は女子が多いです
・取得できる免許
必須:中学校社会科、高校地歴公民
自由:小学校(B類で取得しようとするとかなり授業が増え、とても忙しくなります) 、その他の科目の免許
その他:図書館司書、学芸員など
・学科の様子
人数が少ないので学科全体のご飯会などもあるほど仲がいいですが、無理やり巻き込むようなことはなく一人でいる人もいます。
・忙しさ
1.2年は社会科の概論系科目が必修でそこに教養科目もあるためかなり忙しいですが、 慣れてしまえば部活・バイトとの両立もできます。小学校免許を取らないなら3年から授業が急に減るらしいです。

○受験対策
・二次試験(前期)
試験は社会1科目と小論文で、社会は記述式で科目ごとに出題形式が異なっているので一度過去問を見ておきましょう。(字数制限が無かったり、行数だけ指定されていたり、字数制限があったりします)
解いたら添削をしてもらいその先生の意見(この問題は何を質問しているのかとか先生ならどう答えるとか)を聞きましょう。論述問題を解くには歴史の流れ、背景などの理解と独特の語彙が必要なのでそれは教科書・参考書を読みながら覚えていきましょう。困ったときの合言葉は「すべては教科書に準拠せよ」です。あと小論文は特殊なので解いたら国語ではなく社会の先生にもっていくことをおススメします。そしてその先生ならどう考えるかを聞いておきましょう。(自分の気が付かない考えを知れるいい機会です。この「自分にはない視点」は結構大事です!)
(後期) まとめページ(大手の予備校など)にいって質問内容を調べておきます。(B類がなければA類社会の情報が役に立ちます。)

・試験前日までに行ったこと
※遠くからくる人へ
前日ホテルにチェックインしたら会場まで下見をすることをお勧めします。当日の行き方を再確認することで余裕をもって会場に行けます。
(前期) 私立の受験が終わるまでは私立に軸足を置いて過去問はほぼ手を付けず、私立が終わってからは過去問演習とこれまでにやった参考書・教科書の復習を半々くらいでやっていました。過去問はパスナビや東進、学芸のHPから学芸大や他の国公立大のものを集め、色々な人の解答を見て書き方と論述に使える語彙を増やすことを心掛けました。小論文は時間を計り、時間内に考えをまとめる練習をしました。試験が近づいてきたら実際の時間に合わせて科目試験、小論文を解くということもやっていました。
(後期) 面接慣れしていないと緊張するので学校の先生に一般論でいいから部屋への入り方や質問の答え方を聞いておきましょう。あとは前期から少し時間が空くので「なぜ学芸なのか、教師なのか、この類なのか、この専攻なのか」について考えておくと当日とっさに出てくるかもしれません。

・試験当日困ったこと
(前期) 当日は寒いことが予想されるので防寒対策をして試験会場には早めに入りましょう。駅から学芸大学まではかなり歩くので音楽を聴くなりリラックスしてテンションをあげるといいと思います。(自分は共テと同じような感じで行きたかったので共テリスニングの音声にしました)
試験が始まるとそれまでにどんなに勉強していても緊張するし、ド忘れもするのでいつも通りにいかない時は機転を利かせて単答問題を先にやってしまうなどしましょう。
(後期) 順番は当日決まるので人によってはかなり⾧く待ちます。対策した問答集と本、飲み物くらいは持っていきましょう。あと、緊張して対策したことは忘れるのが普通なので頭真っ白でもパッと自分の考えが伝えられるようにしておきましょう。

・受験生へのメッセージ
まずは共通テストお疲れさまでした。何度も書きましたが本番に自分の実力はすべて出ません。緊張で頭が真っ白になるでしょう。そうなっても問題が解けるくらいには社会科にのめりこみましょう(1科目しかないのでできます大丈夫です!)←目安としては大学の過去問を作問者と会話しながら解けるようになったら完璧です(「あ~面白いこと聞いてきたな」 とか「なんだよく見るやつじゃん、さぼりかよ」とか)。
もう一つ言っておくと、受験は運ゲーです。判定がよかった人はあまり調子に乗らずに謙虚に、判定が悪かった人はまだチャンスがあると思っていきましょう。あるアニメのキャラの言葉を借りるとすれば「やってみなくちゃ分かんない」です。(史料問題ばっちりですか?政治経済の資料は完璧ですか?思想と人物を結び付けられていますか?自分の科目に出てくる用語は説明できますか?)。ここからは「人間が願いを叶える物語」です。そこには英雄も聖者も関係ありません(もちろん判定もです)試験が終わるまで藻掻いて、足掻いて、そして何より楽しみましょう。「戦えない人間なんていない。戦うか戦わないかその選択があるだけだ」さあ、選択は既に終わりました。水雷魂を忘れず、現状把握は厳しく、自分のポテンシャルは過大評価して精一杯をやるだけです。大学生になったら勉強に縛られない趣味の「学び」が待っています。楽しみにしていてください。(受験が終わったら自分をいっぱい褒めて、家族とお世話になった人に感謝を忘れず伝えましょう←私は現役のころ先生に挨拶に行かなかったことをとっても後悔しています)
⾧文、駄文失礼いたしました。最後まで読んでくれた心優しいあなたが学芸大学に入学し、一緒に「学べること」を願ってやみません。体調に気を付けて残り少し頑張ってください。 (・∀・)ノシ

 

B類 中等教育専攻社会コースについての詳細はこちらから確認できます!

B類社会コース|学校教育教育教員課程|教育学部R5|国立大学法人 東京学芸大学 (u-gakugei.ac.jp)

取得できる免許や資格について、詳しくは東京学芸大学HPへアクセスし、[教育学部]→[取得可能な免許・資格]にあります!
「取得可能な免許・資格について」をご覧下さい!

取得可能な免許・資格(PDF)▶untitled (u-gakugei.ac.jp)

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