こんにちは。
「東京学芸大学に合格しようプロジェクト」 第3弾は数学コースです!
東京学芸大学を志望している方、選択肢に入っている方、進路に悩んでいる方など受験生に役立つ情報をお伝えできればと思っております。
本日はA類 初等教育専攻数学コースの情報をご紹介します!
このサイトに掲載されている情報は、すべて個人から聞いたものであり、東京学芸大学公式の情報ではありません。また、受験様式が変更されている場合もございます。その点をあらかじめご了承の上、受験勉強の参考にしていただければと思います。
〈A類 初等教育専攻数学コース〉
〇学科を選んだ理由
数学科の教員になりたかったからです。
なぜA類にしたか、せざるを得なかったかは後ほどわかります。
〇学科の特色
・どんなことを学ぶのか
専門教科に関して、一年次は線形代数や微積分学など大学数学の基礎を学び、二年次以降はそれをもとに各分野でさらに深く学習します。
もちろん、教育に関すること、人権、憲法などの教養科目の授業もあります。
・男女比
2:1くらいです。
・取得できる免許
小学校教諭一種普通免許状
他にも授業を受けて単位を取得すれば、中学校教諭一種免許状(数学)、高等学校教諭一種免許状(数学)が取得できます。
・学科の様子
話しやすい人が多く、とても楽しいです。
高校までと同じような感覚で過ごせるのではないかと思います!
・忙しさ
日常的な課題もそこそこ出ますが、ペースをつかめば忙しくないです。
学期末になるとレポートやテストが多く、数学の授業はテストやレポート100%で成績がつけられることが多いので、そこは他学科よりは大変なように感じます。
〇受験対策
始めに前期はB類で出願し不合格となり、後期でA類数学科を受験し合格したので、前期に関しては違うと思ったら自分の道を進んでください。
(自信をもって後期B類に出願できる点数ではなかったので後期はA類にしました。)
・二次対策
過去問を解いて気づいている人も多いと思いますが、微積分が占める割合が多いので、少し発展的な内容まで解いておくことをおすすめします。
微積分以外は苦手な分野はできるだけなくしておくことはもちろん、標準的な問題は必ずできるようにしておくことが必要だと思います。
すごく難しい問題は出ませんが、その分問題数が少なくミスをすると大事故になりかねません。計算が複雑な問題が多い気がするので、計算ミスは極力しないように普段から心がけておくといいと思います。
小論文は問題数が少なく、対策しにくいかもしれませんが近年よく言われる思考力を問いたい問題だと思うので、定理や定義をしっかり理解し、その証明過程なども理解しておくとそれらを拡張した問題でも対応できるのではないかと感じました。
後期試験に関しては面接だけですが、問題のレベルとしては高くないと思います。
教科書に載っているような問題をその場で見せられて黒板で解く形式です。
その代わり、少し細かいところまで突っ込まれるので、問題を解く中で何気なく使っているもの(数列なら特性方程式など)がいったい何者なのか、どういった考え方で導かれているのかなどは説明できるようにしておくといいと思います。
また、「これまでで一番印象に残っている授業は何か」という問いもあったので、準備しておくといいと思います。
よくある面接試験の問いなどに対して時間をかけて原稿を練る必要はないと思いますが、口頭試問に関しては1.2回学校の先生と練習しておくと安心できるのではないかと思います。
◯試験当日に困ったこと
机の奥行きがないのに対し、紙が長く少し書きにくかったです。
後期試験に関しては、前期で受かっている人は来ないので少し周りの人が少なく、思っているよりも順番が早く来て焦りました。
◯受験生に一言
体調管理をしっかりして、万全の状態でアタックできるようにしてください。
やらないといけないと感じることが多く、不安な気持ちのまま試験に挑むことになることもあると思いますが、解答で自分を表現することしかできないので最後まで問題に食らいついて戦い抜いてください。応援しています。
A類 初等教育専攻数学コースについての詳細はこちらから確認できます!
A類数学コース|学校教育教育教員課程|教育学部R5|国立大学法人 東京学芸大学 (u-gakugei.ac.jp)
取得できる免許や資格について、詳しくは東京学芸大学HPへアクセスし、[教育学部]→[取得可能な免許・資格]にあります「取得可能な免許・資格について」をご覧下さい!
menkyo_shikaku2023b.pdf (u-gakugei.ac.jp)
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